第百二十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

さっき、たまたま台所を見たら、あまりのいい加減さに呆れました。
シンクの周りに洗剤の泡が飛び散っていたり、びしょびしょに
濡れていて、ひどい状況です。
いつも気にして見ることはないので、普段もそうなのかもしれません。
さすがダメ妻です。台所って普通は一番清潔にすべき場所ですよね。
にもかかわらず、ダメ妻にはそんな意識は全くなく、更にキッチンマットや
床に調理したカスがよく落ちていますが、拾わずそのままのことが多いです。
足の裏にくっつき不快な思いをします。
 
昨日の傘もまだ外に出しっ放しです。隣の家は朝から傘を干していて、
俺が帰宅する頃には、さすがに外には出ていません。隣の家は、
よく掃除機の音が聞こえます。明らかにダメ妻は劣っています。
隣の家は普通です。ダメ妻が余りにだらしないだけなのです。