盆休み | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

今日から盆休みで、実家に帰省します。


前回、帰省したのは年末年始。まだ妻も健在でした。


健在と言っても、余命1ヶ月を宣告された直後の帰省で、不安というか、信じられないというか、どうしたらよいのか分からない、そんな状態でした。


余命の話を両親にして、自分も妻も泣きました。両親の前で泣くなんていつ以来だったのかな。小学生の頃、怒られて泣いた以来かな。


年始、実家を出るとき両親から『大丈夫、大丈夫!医者なんてテキトウな事、平気で言うんだから。余命何ヶ月と言われて何年も、今だって生きている人いっぱい知ってるよ!だから大丈夫!』と励まされたのを覚えてます。


しかし、残念ながら2月に妻は逝ってしまいました。


亡くなって、もうすぐ半年です。早いですね。


生活も落ち着いてきました。そのせいか、逆に色々と思い出したり、悲しくなったり、悔しくなったりする事が増えた気がします。


おっと。せっかくの休み、両親、兄弟が帰省を楽しみに待ってくれているのに暗くなってしまいました。いけない!いけない!


いろんな気持ちが入り混じりますが、楽しんでこようと思います。