格闘 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2016.02.19の状況】

こんにちは。


入院1日目。昨晩は安定剤のおかげか、薄ら薄らと寝たようですが、5時頃に目覚め、不安定状態に。

目の焦点は相変わらず合わず、何を言っているのかも分からない。


でも、幻想の中では、かなり格闘しているみたいです。


『お母さん、お母さん!早くて来て!何回呼んでも来ないじゃないか(怒)』と叫びだし、『今こっちに向かっているよ。』と返したら、

『私がテッペンに行っちゃったら、お母さんは来れないの!』と泣き出しました。


それとか
『知らない人に声をかけられちゃったよ。』と言って震えたり。


『もう、壊して殺しちゃって~!』
『別々の国に行かなくちゃダメかも』
『羽が見える。羽が。』
『同姓同名はいないの?』


自分の考えすぎなのかもしれませんが、天国からの誘いと闘っているように聞こえて仕方ありません。


フェントスを2mgに落としても症状に変化はなく、脳腫瘍の悪化が一連の主原因と思われます。


妻は必死で頑張っているので、手を握って不安を取り除くように支えるだけです。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。