『under the control』では無かった。。。 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

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 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2015.12.26の状況】

こんにちは。
予想外の宣告を受けて、右往左往状態です。


妻の体は、脳と肝臓への転移および進行が致命的になっています。


最近、ろれつが回らないのは、脳腫瘍の影響なのかなぁ。放射線治療の影響だと思ってました。体がだるいのは肝臓の影響かなぁ。


それから胸水のためか、体力がガクンと落ちてます。階段をちょっと登るだけで、ハァハァです。健常者では考えられないレベルにまでなってます。


ここに来て、急速に弱っているような気がしてます。


これまての抗ガン剤治療で、良くはならないにしても悪化はしていないとばかり思っていました。コントロールはできているものと思ってました。


安倍首相が何かの席で、福島原発の状況を『Under the control』と言ったのを何故か不意に思い出しました。悲しい事に、うちは出来ていなかった。。。


何故、悪化している事に気がつかなかったのか反省してみると、もっと検査データを注視すべきだったと、お医者さんに言われるのを待つのではなく、こちらから精密検査をどんどん要求すべきだったと、思いました。


この反省が、誰かの何かのお役になれば幸いです。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。