実は今日要約コンサートから6日目で半日ゆっくりできました^_^

いつもコンサートの後疲れが溜まるのですが、今回疲れはしても、自分が次にやりたい事があるので感性が開いていることのありがたさを感じています。
以下瀬戸内寂静さんのお言葉通り、私はまだ見切りをつけていないのだと思います。

色んな事を経験して来た私ですが
今はシンプルに"自分が感動して伝えたい曲達を自分が見えている感性で演出が必要なら演出し
構成して演じて歌うこと"

実はお任せ出来る演出家の方だったり
何年も探してみたのですが今の時点では

私が選ぶアメリカだったりあまり知られていないの曲達は、私よりそれを深い理解して愛と情熱を持って紹介を誰かにお願いは出来ないとわかったからなんです。

大変だけど自分責任持って自分でやれることは
自分でやろうって
私と同じ年月をかけて旅をして自ら探し出して調べてと言う作業を同じエネルギーと感性を持ってやってくださいとい事自体が無理な話し。

私はアメリカものをよく歌いますが、
私が失敗した、悔しい!って思う時も
すごく褒められたり、ルネ フレミングよりよかったっておっしゃって頂けることがあり
それはありがたい?反面、それだけ
私のレパートリーを批評して下さる方が少ないと言うことですね。

私はいつもそうなんですが
失敗を肥やしにして未来へ前へと進んでいくので自身が結構最先端にいるんだと思います。

日本に来ている10年前のミュージカルを既に10年前に本場で見て自分の体と感性に取り入れていて
ジャズやミュージカル、ポップスも半端ない数の舞台を見てきて今も過去の素晴らしい遺産からも学び今の時代からも取り入れています。

今を呼吸して生きています。

時々自分は古いなって感じる時もあり
その際は若い方々の感性に拍手を送り、そんな自分の細胞をたたきます(笑笑)

私は多分暫くはリサイタルはやらないと思います。
私が組んでいるシリーズ、自由で素敵なコンサートは、私が今皆さんに紹介したい曲を、その作品に簡単な演出が必要で有ればつけますし台本も書き自分も初めて皆さまの前で披露したりするチャレンジが沢山です。

お客様は大体が一般の方々なのでプロで有ればわかる簡単な曲でも曲説も必要な時はいれ
いらないと判断したもの入れず通して演奏しますが必ずメリハリをつけます。

今回はこんな世の中だからこそ一部は
一人じゃない歌の愛をテーマに金山京介さんとのデュエットで生々しくほどキャラクターを変え
2部はMC無しで進行しました。

また早変わりをする場合はMCで繋いで頂くこともありそれが嫌で音楽だけを聴きたいと思われる方はいて当然です。

ソプラノでマイクなしで歌うピアソラはまれだと思います。

私は20年近く前にピアソラに出会い彼の音楽の何曲かに非常に感銘を受け
また彼が歩んでん来た人生に勇気と希望を
頂きご紹介してきました。
アレンジは弦のものから沢山あります。
楽譜を探しにピアソラの足跡を追いアルゼンチン迄行きました。楽譜がなく耳コピして起こしたものもあります。

今回はピアノとの一騎打ちで、昨年追川さんもリベルタンゴを弾いていらして、タイミング的に2人で何かできるのではないかと、アレンジは半年前からお願いして少しずつ制作してきました。

2部はお話は6曲通してなしで進行。

1部のオペラのアリアや二重唱からウエストサイドやソンドハイム、そしてメゾ音域のマディソン郡の橋、沢山のセリフ、2部はまた下から上のソットボーチェなどなかなか技術的にまだまだ追いついて行けず悔しい箇所が沢山でしたが
皆様のお力添えとサポートを頂きある程度やり切ることができ私は幸せです。
ありがとうございました。

今まで歌い手だから演出はやめておこうとかそれを出さなかったりする気持ちがあったかはわかりませんが、自分でやれるものは腹をくくることを今回学びました。
歌いながらプロデュースや演出は本当に大変なのですが、これまたピアノ編曲の追川礼章さんの様なオールマイティーの才能、金山京ように素晴らしい感性ある歌手の方や照明チームの鹿野さんチームがいなければ成立しない
プロダクションだと思います。
それだけ追川さん金山さん、馬場ひかり全員がマックスの集中力で挑んでくださり、
一人4役位はこなして頂きお疲れになられたと思います。が皆さまは最後でした!
私は悔しいさがありますが。
ですのでこれから何回やっていけるのかは難題です。

普通は司会者の方がいて、、演出家がいて
制作の方がいて、、みたいな。
でも私のは人が沢山いればいるほど体に周りにいらない鎧兜が増えていく気がしています
ニューヨークのオフブロードウェイの作り方です。だからシアターなんですね。

私でなくても良い部分はお任せできるようにまた門を叩き巡りあっていければと。

演出を自分でやり日本語歌詞を自分でつけたことも未熟ながらも私の言葉や感性で歌うことができて、うまく歌えなかったのも歌えた箇所も今の自分です。

さてこれから人生本番?!?
ステージが始まるとしたら
やはり私は感動した名曲を皆さんにお伝えし続けたいのと、自作の曲を歌い演じていきたいと思っていますがこれも未来はわかりませんね🤣

まだまだこれからミュージカルコメディーの台本書きの勉強を音楽と絡めてリズムを作っていく事など勉強したいなと思っています!!

いやー、自分に正直にやりたい事をやりきり
笑顔で周りもコロナあとどんどん変化してきていて、皆さんクリエイティブになってらして
笑顔でいきたいなって思ってます。

まず5年、心身ともに鍛練して参ります。
もっともっと練習して体鍛えます👊

本番や配信も見ていただき 本当にありがとうございました!

こちらの瀬戸内寂静さんの名言は還暦で新しい仕事にチャレンジする写真家の末澤さんからシェアさせて頂きました!末澤さんすごい!