新国立劇場に初演拝見しに行ってきました音譜

歌い手の方々方々は本当に奮闘してらしてビックリマーク
照れ照れ照れ

まず特質すべきなのは豪華なスタッフ軍、、。
演出をジャンルを越えた笈田ヨシさんのお力とタッグを組んだ美術トム シェンク氏、衣装のリチャード ハイゾン氏 照明のルッツ デラッペ氏とコラボレーションビックリマーク

これだけの人材と費用をかけて新作オペラに取り組んだのは芸術監督の大野和士氏の手腕と感じました。


ステージングも照明も外人スタッフの方々を迎え
ミュージカルや演劇などでも大活躍の笈田ヨシさん演出プロジェクトマッピングも後使いストーリーはこの物語の伝えたいメッセージとのバランスはかなり装置や照明に助けられていた気がした。

童話にセクシャルシーン際立たせた流れの中
オペラになる様なドラマティックな展開は難しいそうな中見事に演出されていました。
綺麗な映画の様な舞台でした。

紫苑物語に何故スポットが当てられたかは私自身知りたいところだった。


ただこれは個人的な意見は
日本のそんなインナーメッセージストーリーには音楽がひと時代前のベルグやリヒャルトシュトラウスに似た流れを中心で何処で聞いた様な音楽に感じましたし歌い手の声を本当に生かしている様には思えませんでした。

歌い手の皆様は全力で素晴らしかった!

音域のせいで1幕は歌詞は全く分からず字幕に日本語が出ていてびっくり!!

日本語は分からなくて当たり前というところ越えて行きてたいですよね。

字幕は英語で世界に向けて行きたいですね。

日本語の字幕があり助かったのが現状ながは
高田さんや松平さんの日本語は字幕をみなくてもはっきりわかり感動でした音譜音譜

1幕オープニングは音楽と日本のストーリーとしてのリアリティーに中々私自身は慣れる事が出来ず残念でした。
日本のオペラとして日本の伝統や今を感じる事は出来なくてどこにも行けない額縁に入った様な感覚陥ってしまいました。

これはアメリカのオペラや歌曲がどうしてもヨーロッパの著名な作家の曲に似てきてしたうのと似ています。そう言った意味で私はガーシュウィンやバーンタイン、ゴードン氏などの曲にオリジナリティーを感じて好きです✨

私も昔沢山の現代音楽のプリミアを手がけ現代音楽を体験してきて、西村朗先生のピシッと決めてらっしゃる音楽スタイルに安心感を感じる方々も絶賛する方ももちろん沢山いらっしゃると思います!

オペラはやはり音楽や台本が命だと思うのです。

私はオリジナリティーが日本を題材にするなら大事かなと感じました。日本の話しとわからないといくら素晴らしい舞台セットや照明があっても
そればかり目立ってしまい終わった時に感動は残らないチューですね。

このステージには相当な予算が投じられており、この作品を同じ様に再現できる劇場はそう多くはないと思います。
一回でも多く公演して頂きたいので
この先何回も演奏されていくのかは少し心配ですね。

また話題のセクシャルシーンも着物の下に長襦袢をはいていたり、着物が乱れていないのにその動作をすることが限界を感じてしまいました。
ここまでしか出来ません的なリミットの中でセクシャルシーンをやらずある程度演出家や歌い手も覚悟が必要ですね。

音楽が何処にドラマを持って行くかわからなかったのは少しだけ残念😆

日本作品を残そうとするこの尊い気の遠くなる様な作業を始めている大野和士芸術監督の気迫には
本当に敬意を感じます。アップ

願わくば音楽と演出や装置がバランスよく
シアター作品として音楽や台詞の力が演出や装置他を台頭か越えていて欲しかったと。。

私は何故か即劇場を後にしてラーメン、餃子を
爆食いをしてしまいましたあせるイラッ

チャレンジに拍手を送りながら消化できないものがあり悶々としています。

これは年間オペラやミュージカルの最新のものをニューヨークやパリでみてしまっている私の問題と、日本語の日本を題材としている凄くオペラを楽しみにしているせいかもしれません。


若手の作家で新しいオペラシアターを
日本の個性を生かしたオペラ作品を生む様な活動に国やスポーサーがお金を投資してくれるシステムが生まれる事を心から願います照れ

オペラに携わる人がミュージルカルやほかのジャンルの音楽やシアターをもっともっと聞いて欲しいと思うのです音譜音譜音譜

長くなりましたが、そう言った意味で
紫苑物語は多くの方々の支持をうけ大成功だったのだと思います。

まずは皆様劇場に是非いらしてみてください^_^

宜しく御願い致しますビックリマーク音譜音譜