今日は前から楽しみにしていた世紀のコロラトゥーラソプラノエディタ グルベローバのさよなら公演に六本木 アークヒルズ、サントリーホールへ照れ


私は僭越ながら彼女の歌のファンでは正直ありません。でも世界的なコロラトゥーラソプラノで夫の死にも耐え歌い通す強靭な心の持ち主プロ中のプロ。

好き嫌いは趣味の問題で技術を持って表現するこの声種での大好きな歌い手はあんまりいないかもしれません。

彼女は今年で72歳  びっくり歌い続けていることが奇跡!すごいラブです。



72歳でコロラトゥーラのアリアを歌うのは可能なのか?!
歌い続けてるって本当にすごい事で
その奇跡をみたく高いチケット代は度外視して行きました。

私は海外で数多くの偉大な歌手のさよなら公演に立ち会うことができて、エンディングのコンサートに立ちあえるってすごくスペシャルな事なんですウインク

今までマリア カラス(東京公演)ミレラ フレーニ、キリテ カナワ 、ルネ フレミングなどなど。


私は元コロラトゥーラでやはり
彼女の意思とは裏腹にオペラのレパートリーを年齢的な声帯や体のことを感じる事は厳しいものがありました。

要因は私にとっては指揮者のペーター バレントヴィチ氏の音楽が。。。
東京フィルは上手いオケだと思いますが、ノーダイナミクスの指示、終始重いだるい。。
音を出す前の世界観が全くない。。

また最初にグルベローバが歌った春の声は
声は聞こえないし、高い駈け上がるアジリタの殆どがフェイクでみんな誤魔化すので音楽がまるで聞こえない。高い音が声帯が閉まらないのは
72歳なら勿論しょうがなくやるだけでも神に近いとは思いますが、、
終始出るところは出す出ないところはいかにフェイクするかになる2時間は少し辛いものが私にはありました。

そのナーバスさのせいか舞台で落ち着きがなくあちこち角度を変えて歌い歩き回られると声はホールには届かないですね。

1部最後の椿姫のエストラーノは頑張っておられて出せるところは出してらしたし、最後Esをチャレンジもしたグルベローバなりの根性は彼女なり、出なくてもお観客はブラーバの嵐でした。

彼女の素晴らしいところはハイトーンに果敢に挑む所です照れ

やはり年齢的な声帯の衰えには勝てないという事が今の私には辛い瞬間が多かったのかもしれません。本当に戸惑い苦しい事だと思うから。

歌えないアリアをフェイクしても歌う必要があるのかと。。自分と重ねて合わせ問いてしまいました。


これは自分でお金を払っていったからこそ
の感想で、多くの方々はまた違う意見でよいかと思います。

私は音楽をフェイクするのが嫌いなんです。
ジャズのフェイクとは別の意味で。

だったらその曲を歌いたくない。
その分野やそのオペラから引退します。

でもきっと高いソプラノでオペラを中心に歌ってらした方などなので皆さんの期待に応えるという素晴らしい精神に基づき歌われたのかと思いそれには拍手を送りたく思います。

キャスリーンバトルも昨年聞きましたが声の衰えはあるものの素晴らしいアートをステージで展開、オペラのアリアには挑みませんでした。

年を重ねた彼女の今を感じられる素晴らしいコンサートでした。

マリアカラスも小さなオペラのアリアやカルメンを歌いその存在感に圧倒しました。

音楽は年とともに変わって行ってよいですよね。
技術と体力を問われるオペラのアリアでなくてもよいと思うけど、グルベローバさんにはオペラのアリアだったと言うことです。


私もグルベローバさんの様な偉大な歌手であっても辿っている 年による声の変化に向き合っているのを拝見し現実を感じられた事はありがたかった。

自分はまだ彼女より若いながらも10年後の自分はどうしているかを想像したコンサートでした照れ

今を大事にできる事を真摯にやる事
二度と帰らない今を大事にしたいと思いました。


ありがとうございましたニコニコ








ショックな出来事🤯

本日のコンサートで私のコンサートのチラシが配られるはずが私のパッケージには入っていず、すこしショックを受けました。

コンサートサービスには納品もし、お金も入金していました。電話して尋ねたところ"予定より多く配布したのでお客様がお取りになったのは予定枚数を配り終わったあとのものです。"

私は開場と同時に入ったのに、チラシが入っている袋には入っていませんでした。
チラシは本来配布されるものが入っているのから配布されるそうですが。。

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コンサートサービスは配布枚数を記す予定表が
ありそれで枚数を確定し前金を払います。
巻いてもらっているコンサートに行き入っていなかったという噂をよく聞きますが今回は実際経験してみて心痛みました。

4日前に入金をしないと配ってくれない規則なのですが、追加で配れているチラシは内部と外部のお付き合いで、規定外の取引もあるのだそうです。
値段も一律同じと仰っていましたが、最後は相手により値段が違うとのこと。

日本ではサービスについてしっかり訪ねたりすると、モンスター的な扱いをされて損だから意見を言わないケースが多いですね。

コンサートサービスは取引が多いマネージメントから取引をして頂いた方が良さそうです。

今回は勉強になることばかりの一日でした。

ミュージシャンは1人でも多くの方に知って頂きたくてチラシまき依頼してるのです。

ネットをあまり見ない高年齢層に告知が必要なクラッシックビジネス宣伝プロモーションが問われます。。

音楽を聞きに行き疲労する矛盾。

私の欲するコンサートはやはり違う所にあるようですおねがい

声だけに頼らない。存在そのもので感動を生み出せる存在として成長できます様に!