今日は乳がんについて少しお話し出来たらと思います。

癌であっても

乳がんは特殊と言えるのはリンパに載って

全身に回ってしまう転移したら体の局部を

手術してもみるみる広がるという事


それから乳がんの場合は

乳腺の菅の中にある非浸潤癌

と外にある浸潤癌とでは

生存率も転移率も天と地の差で違います


前の非浸潤癌は転移をあまりしなく

全摘などしてしまえは99パーセント


問題なく生きらると言われています。

死亡した人を解剖してみると多くの確率で

非浸潤癌が発見されると聞いたことがあります。

では非浸潤癌は転移しないのかと言うと

いつ転移するかは歴史がまだ浅くデータがないと


私の場合説明されました。

聖路加病院での検査です。


そして乳がんを疑われた場合は

細胞診を行いどんな種類の癌なのかが

わかってから治療法や方向性が検討されます。

細胞診のマモドームは大きな針を

打ち込んで細胞をとりだす検査で局所麻酔では


とても痛さをカバーできるものではない程私には人生で一番痛い検査でした。


乳がんには個人差があり、癌の者類、年齢により

治療法も戦い方も様々です。

遺伝性もあります。

だから人の話はただの一例でしかありません。


ですのでしっかり検査を受けた結果に基づき第三オピニオンまでもらうべきだと思います。


私も聖路加では温存、放射線治療

みなさん素晴らしい優しい先生方の集まりでしたが、それがマイナスにでたのか、いつも17時のアポは夜の20時過ぎ、先生方はへとへと、そして担当医の先生は手術の1週間前の診療で他の方のカルテと私のを間違え、癌の場所もサイズも間違え、それで私怖くなり手術をキャンセルし他のところへ行く事になりました。


他の病院では全摘放射線なし、同時再建
判断が早く納得のいく説明を論理的にしてくださったのは南雲先生でした。でも術後の痛みと
同時再建の胸のサイズは看護婦さんが手術前に
写真を撮るだけで時に検討されることもなく
左目胸は右胸とちんばで今も美しさからみたら癌でない方の胸を再建しない限り合わないという
問題は抱えたままです。

でも命があるから、ありがたい限りなんですが。


何で乳癌になったかというと、私の場合は後から考えてみると

人生で一番ストレスの多い人生を過ごしていたと

思います。5年10年確かにストレスは体を病みます。

アメリカで倒れたことがあり、産婦人科の先生に日本に戻り検査をするように言われてみつかりました。

乳癌の場合、特に精神的なストレスは大きな要因になるかと思います。

どの様にそれと対処するか。。

これはやはり日頃から溜め込まない様に

発散できる様な自分なりの方法を見つけることが

大切です。

頑張りすぎない、欲張らない、困難を大声で笑える術を持つこと、その日の嫌なことはなるべく持ち越さない様にする、など対処法を身につけていると良いと思います。

あと腸は体で一番大切と言われてるように
普段から暴飲暴食はせず、美味しいものを少量食べることや、軽い運動などは大事です。

私が癌になって一番大変だったことは
やはり、左胸を全摘する という決断でした。

多くの女性はやはり戸惑いを感じると思います。

命にかえられないからとすぐ決断した私でしたが、手術あと悲しみや喪失感、痛みに数年
苛まれました。

やはり痛みを分かち合う人もいなかったせいもあります。

こんな私でさえ恐怖を覚え悩んだ日々、麻央さんは歌舞伎界の嫁としての責任も背負いどんな思いで過ごされたのでしょう。


乳がんから10年、私は再発もなく暮らしております。

胸を全摘してしまい、女性でなくなった気がしておりましたが、私の中にまた違う人間性が育ってきました。

1人の人間としてそれも女性として見た目のうつくさではなく、中から出てくる女性らしさや、命に今ある命に感謝して諦めず笑顔で生きていく心です。

これはそれ以後の私の人生の災難に私が埋没することは決してありませんでしたし、これからもないと思います。

人間の命の儚さも理解しながら、人が逝くたびに
悲し思いになるけれど、今ある命をだからこそ大事に生きたいという思いがあります。


正直に誠意を持って生きていけば、助けてくださる方共感してくださる方も少しはできます。

ただそれに甘んじることなく感謝を愛に変えていきたいと思います。

来年からそれを形にすべく動いていける準備をします。


乳がんにはなったことは
私にとっては何のために生きるか
人生の選択をするためのギフトでした。

人の命が無限出ないこともしれました。

人の温かい情けも痛いほどしりましたし、
医療機関も自分で探し選ぶと言う大変ではありますが、先生を信心するような寄りかかり方もせず手術の是非も自分できめられました。

今後癌になることがあったらまた家族がそんな

事になったらどういう治療法がよいか、
今後の10年先20年先の暮らしも少し考えられるようになりました。

病気にかくれず、笑顔で病気が去っていけるようなそんなエネルギーを自然に自分作り出せる人間にもっと成長したいと思います。


また乳がんのことは書いていきたいと
思います。

よい夜をお過ごしください^_^