今日も講義やレッスン、お稽古終わり、今から執筆作業始めています。
数日前のブログでオーディションの合格通知を受けた事をすこし書かせて頂きました。
それはオペラとオペレッタのメインキャスト。
まだ全く二つとも手がついていずリサイタルもあるので焦りがないわけではない今日この頃。
ひとつは○○○劇場で開催される、日本では中々見れないイタリアのオペラブッファ⭐️要するにコメディーです。
みなさんオペラとクラッシックコンサートの違い
おわかりでしょうか?
どちらもクラッシックの歌手が演じるのでが、
オペラそのものはシアター、劇場でコスチュームや演技がついてストーリーがあり
新国立劇場はそのシアターの専門劇場でオーケストラピットがあります。
日本にはオペラを目指す歌手の方々が海外より多いにもかかわらず、クラシックのマイクなしで
できる劇場と言われる場所が少ないし、プロダクションもすくなく、私も含め劇場で歌える歌手の方は限られてしまう残念な状況です。
ミュージカルも劇場で上演されますが
近年ではそのミュージカルでさえ、経費の削減で
オーケストラピットを使用せず、バルコニーシートからの演奏、サウンドをあらかじめ作り込みシンセサイザーを使用して演奏するのが主流にもなっているのが海外の実情です。
これがネガティヴな作用ではなく、新しくサウンドプロデュースの分野を進化させていると言えます。
話を戻すと、よく一般の方々から”昨日オペラを見てきた”と聞き実際は歌手のリサイタルだったり
コンサートであったりすることがあります。
またクラッシックの歌手もオペラを専門とする方と歌曲を専門とする方が昔はいらっしゃいましたが、今はジャンルがクロスオーバーしてその
線引きは無くなってきています。
”オペラをみる”とはシアター演技が付き
通常新国立劇場などで上演されるものは
50人から100人規模のオーケストラの方々で演奏されます。
それに30人以上の合唱、衣装、セット、ライト、
10人の出演者となると200人規模!
4.5ヶ月練習を重ね国から助成金をいただいてもダブルキャストで2日の公演です。
メトロポリタン歌劇場などでも同じ演目は日にちを話して週2日で大体1ヶ月公演で8回!
さすがに王宮やスポンサーありきで生まれた音楽
です。
それも外国語を母国語の様に操り歌い演技し、ノーマイクで2000人以上の方々に音楽を届ける。。
演者や奏者は中々深いスキルと音楽やステージに愛が必要ですし
観客の方々も芸術性を欲していないと中々成立しないのが現実て、私達自身も他のエンタテイメントと並んでも文句なしに感動するものを作くる
エネルギーが必要です。
私はまたクラッシックが人に必要とされる時代が来るのではないかと感じています。
音楽も行き着くところまでいきついたという気がしています。
求められて淘汰されのこるものは
人が奏でる本物かなと。。
音楽をファッションとしてではなく
無料アプリとしてではなく
人が欲するかどうか。。非常に厳しい歴史のドアの手前です。
私は自分が制作するコンサートやシアター以外で経験を少し積むことが自分にとって次のステップとなると思っています。
そして私と一緒に音楽したい制作したい、ファンの方も含め、出会いを広げていく時期が今の様に感じています。
数年後
求める方が若い世代にしっかりと届けていきたいと思います。
やりたいことは幾つかありますが
あと書き残したい本が2冊あるんです。。
有言実行なるか?!
😤
私ができる時間も若い時ほど長くないのを実感します、
クリアしないといけないことが沢山あり欲張らずも自分の耐久力をつけていきたいです!
ただ一つ若い時より正直に
また深く役や音楽を掘り下げる力は増してきた
とかな?(笑)
私にとってこれから一つ一つクリアしたとき
本当に伝えたい私の姿がステージで初めて評価
を受ける日が来るのなら嬉しいです。
まぁ、この歳まで続けたことはやり切ってない甘さもあったのだと思います。だから後悔したくないんです。
今日NHKの講義のあと
”苦労していらっしゃる方は人を大切にする”
という話をスタッフの方とお話ししてハッと
しました。
自分がいっぱいいっぱいで、私はまだまだ
感謝を表す表現が足りないなって。
人生は忍耐と表現の爆発ではなく深さなんだと
改めて感じた、次第です。
本当に人は受け入れ受け入れられて初めて人と
して成立します。
ステージの上でも人と接する時も自分は自分で
ありながら共感、共有を新しい目標にしていきたいな
と感じました。
すっと人の心に入っていける様に歌うには
精進をしながらも肉体的にも精神的な筋肉を
すこしずつ強くしていけるように日々過ごしたいと思いました。
まだまだですね〜〜☺️
宜しくお願い致します^_^🙇