今日は午前中で仕事が終わったため、わたくし一人で服を買いに行く計画をたてました。




場所はオシャレな街「原宿」



一人で原宿に買い物って普通の事だと思うかもしれませんが、




わたくし、一人で原宿に行くの初めてでございます。




これには理由がありまして、毎回洋服や衣装を買いに行く時は、かずやが原宿を担当して、僕は渋谷を担当し、同時に衣装を探すんです。




要は、かずやのが原宿に詳しいので、いつも任せちゃって、僕が原宿に行く事は無いんです。




でも今回は、一人なので気分を変えるために原宿に行ってみることに




ドキドキしながら裏原あたりを歩き、




バックを買ったり、秋物のシャツを買ったりしていると、あるお店で事件が起きた。




そのお店に入ると、すぐに店員さんが僕に、




「あー!!いつもどうも。お世話になってます」




もちろん、僕がこのお店に入るのはもちろん初めて。




どうやら、かずや行き付けのお店らしい!?




本当なら、「僕、兄貴の方なんです」と、否定する所だが、



否定して、また一から関係を作るのもどうかと思い、結果、あえてかずやのフリをする事に




僕「あーどうも。また来ちゃいました」




店員「あっ!そのシャツ着てくれてるんすね」




!!!!!!!!




しまった!かずやが以前買って来てくれたこのシャツ、ここで買ったのかよ!!




何か、すげー恥ずかしい




僕「そっ、そーすねこのシャツ、一番気に入ってるんです」




店員「ありがとうございます。」




本当なら、すぐに店を飛び出したい所なんですが、かずやのフリをしている手前、何も見ないのもおかしい少し見て行く事に




衣装などを何着か選んでいると、店員さんが




店員「あっ、そう言えば以前教えてもらったラーメン屋行きましたよ」




ラ、ラーメン屋?


あいつ、どこまで親しくなってんだよ!




僕「ま、まじすか!!どうでした?」




とりあえず合わせる。




店員「凄く美味しかったですよ。
あれ?店の名前なんだっけな?・・・・何でしたっけ?」




うそーん




やべぇ



とりあえず、かずやも僕も好きなラーメン屋を言ってみる




僕「屯ちん」




店員「そうそう屯ちんだ」



当たっちゃったよ




ラッキー!!乗りきったぜ



店員「あと、もう一軒教えてもらったのドコでしたっけ?」





何でだよ!!




忘れんじゃねー




そして、かずやも教えすぎだよ





僕「無敵家?」





店員「いや、そんな名前じゃ無かったような」





チキショー、外れた



めんどくさせー、押しきってやる




僕「いや無敵家ですよ」




店員「そうでしたっけ?」



僕「そうですよー」



店員「そうでした、今度行ってみます」




店員を力業でねじ伏せるのに成功




早く店を出よう。



じゃあ、衣装用に、これとこれを二着づつください




店員「おっ!!今シーズンは僕とセンスが一緒ですよ!!」




知らないよ!!




そりゃ、前シーズンと少しだけ人が変わったからね




店員「あっ、すみません。コッチの服だけ一着取り寄せになっちゃいます。」


「ご自宅にお送りしますので、コチラにお名前とご住所を」




僕「あ、はい」




お金を払い、用紙を記入する。



カキカキ



僕「はい。コレで」





店員「はい。ありがとうございます。   あれ!?  た・く・や・さん?」



えっ!!




し、しまった!!




名前の欄に自分の名前を書いちゃった。






僕「ば、ばれちゃいました?」






冷静だったら、「一応、長男の名前で送ります」
なんて返しをしてたかもしれない





ただテンパってた僕は、「ばれちゃいました?」なんてヒドイ返しをしてしまった





店員「な、なんだ。全然分からなかったですよ」




店員「じゃあ、初めましてですね」




僕「そうすっね!初めまして」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「じゃあ、衣装お願いします」





結局、変な感じを残し、逃げるように店を後にした。







かずやゴメン!!このお店、行きづらくしちゃた