大好きなジーンとのお別れは、とてもつらかったけれど、私には期間が限られていたので、「イギリス」をできる限り経験するため、その後、スコットランドの「エディンバラ」へと移りました。「エディンバラ」では、マーガレットという、30代の地元の女性と、フラットと呼ばれるアパートの1室をシェアして生活しました。お互い自炊で、生活の時間帯もバラバラなので、家族のような温かさは無いものの、イギリスでの生活も大分慣れてきたところなので、本当に自由に生活することができました。その代わり、全て自分で判断をし、行動をしなければいけない状況でした。私は、「エディンバラ」で、同じ留学生のMと出会いました。Mは、古着やアンティークが好きで、賢くて、センスがよくて、色んな事を知っていて、彼女のような人にそれまで出会ったことがなかったので、彼女からとてもたくさんの影響を受けました。「エディンバラ」の町の人は、私を留学生としてではなく、一人の人間として同じように接してくれました。「エディンバラ」に来るまでは、アン&アーサーやジーンに甘えてばかりでしたが、「エディンバラ」で、少しだけイギリス人の仲間入りができたような気がします。もし、もう1度だけ好きな場所へ行かせてもらえるなら、私は迷わず、威厳があって、どこか田舎っぽくて、とても愛情深い町、「エディンバラ」に行きたいです。

~For a Nice Cup of Tea~ THE’ the’❤