知覧へ | the★tambourinesオフィシャルブログ「made in tambourines」 powered by アメブロ

知覧へ

マツナガです。

行ってきました。
朝、関空発で飛行機鹿児島へ。

私に映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」と
「ホタル」を勧めてくれた友達とみんなで行こう!ってことになってねGO

上空
そうそう私、飛行機好き。
雲を上から見たら
地上での悩みなんてちっちゃいなー。

たった1時間で鹿児島空港到着!鹿児島は晴天。
目指すは知覧。空港から約2時間。
(知覧:太平洋戦争時、特攻隊の出撃基地だったところ)
行きたかったのは「知覧特攻平和会館」


到着して早速入館。
すぐ右手に海から引き上げられた本物の零戦が…。
零戦

戦後63年。でもその佇まいは映画や文章でしか知らない戦争を一瞬で
生々しく変えた。
友達とも会話は止まって
それぞれに観て周った。
中へ進むと特攻隊員全員の写真と
彼らが死を覚悟してから書いた直筆の手紙や遺書、手記が展示されてました。

ほとんどが20歳前後、最年少17歳の若者達。
時代が違えば色んな夢を持てる歳頃。
そんなに若いとは思えないほど凛とした美しい文字ばかりで驚きました。

その内容はすべてといっていいほど
恨みごと一つなく、両親や家族、友人への感謝の気持ち、
恩返しが出来なかったという謝罪の気持ち、国のためになるという誇りの気持ち。
そして最後には「幸せに暮らしてください」と。


時代背景があるので、すべてが本音という訳ではなかったかもしれないけれど、
自分の大切な人が「幸せに暮らせるように」その信念で戦った事が伝わりました。

涙が止まりませんでした。

人ひとりの命。
でもそれはひとりの命ではなく生んでくれた両親、一緒に育った兄弟、友人、恋人、
そしてこれから続くであっただろう未来、その人の子供、孫…。
本人の悲しみだけではなくて関わったすべての人の悲しみが詰まってるように感じました。

戦争とは何か、平和って何なのか、
すぐに答えは出ないし、ずっと考えていくべきだことだと思います。
テレビで戦争議論してる人達も
自分の子供が出征するってなれば、考えが変わるんじゃないかな?
どんな考えを持つ人にも機会があれば行って何か感じてもらえたらなあと思います。
私は行ってよかった!とても。


鹿児島日帰り
明日へつづく。
今日も寒かったね。
おやすみ~
夜。