「見える化」への確信→「一瞬で大切なことを伝える技術/かんき出版」を読んで | テクノロジー × セールス × マーケティング

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クラウドサービスやソフトウェアビジネスの経験から、事業を成長させるポイントを考察します。

とくに製品・技術戦略、営業マネジメント、マーケティングを深堀します。
あと投資・事業計画、海外展開、M&A(アライアンス)あたりも触れていきます。

一瞬で大切なことを伝える技術/かんき出版

¥1,470
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「伝える」という題名だが、リーダーシップやマネジメント全般に使える。

非常にシンプルな技術だけを話している。
初心者に向いているが、新入社員などに向いている本。

「大事なことは何か?」
「それの具体的な差が何か?」

それを考え続ける。考え続ける。それが大事と改めて思う。



一方で、組織マネジメントにおける「見える化」の重要性に通じると思った。

つまり、
「大事なことは何か?」を考えるのはKPI(重要業績指標)を考えるのと似ているし、
「それの具体的な差が何か?」を考えるのは、ベンチマーキングするのと似ている。

例えば、
「自分たちの業績をあげるための大事なものは何だろう?」
「大事なことなんだから、進捗管理しないといけないね」
「どうやって測定しようか?(測れるもの)(数値になるもの)を考える」
「その数値が適切なものか、比較しないといけないね」
「競合と比較する?過去と比較する?それとも部門間(拠点間)で比較する?」
みたいな。

やっぱりマネジメントは「見える化」からだよな、、、と思った。



PS
本の中にあった事例で、子供に対して、
「今お父さんが話した中で、一番大事なものは何だと思う?」
と言わせるのは、凄く参考になっています。