本を読むときは大概“流行”のかなり後追いになりがちなのですが、
最近は読んだ本が映像化されることが多い気がします。
映像化されたあとで、本だけ読むってパターンもありますが。
他にもあったと思うけど、以下の2冊しか思い出せなかったっす。
カフーを待ちわびて [宝島社文庫] (宝島社文庫)/原田マハ
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こちらは去年読みましたが、映画 が来月公開だそうです。
いや、でも主人公は玉ちゃん(玉山鉄二)のイメージじゃないんだけどなぁ。
東野圭吾「手紙」の映画化で兄役だったときもイチャモンつけてたわ、私(笑)
邦画自体を滅多と見ないし、見もせずに文句言うのはいかんですね。はい。
沖縄のゆるりとした時間の流れを感じるすてきなラブストーリーでした。
主人公の設定が華やかでもイケメンでもないところに惹かれました(だからキャスティングに不満が)
「おばぁ」のエピソードで胸がぎゅっとしめつけられたり、
最後の方は思わず主人公を応援して「早く、早く~!」ってドキドキしながら急いで読んでしまいました。
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こちらは後追いパターン。でもドラマは見てないです。
いやぁ面白かったわ。なにせ鹿好きですから(笑)
奈良が舞台のお話なので、あの奈良にいるのどかな鹿ちゃん達を思い出します。
この本を読むと、鹿にポッキーをあげたくなりますが、鹿せんべいONLYでお願いします。
ストーリーはなんか、もう上手い(笑)
個性的なキャラと奈良の史実、奇想天外なストーリーがうまく絡み合ってて。
ファンタジーなのに妙にリアルで、本当にそんなことがあったのかしらとつい思ってしまう。
主人公の「鹿化」には何度か吹き出してしまった。
伏線に「なるほど~」となって、後半ぐいぐいひっぱられました。
しかし、ドラマの主人公が玉木宏っていうのはなぁ・・・(またもや。みてないくせに)
こういう先生がいたら、きっと恋してるパターンだわ。
頭いいんだけど不器用そうで、おしゃれにもやや無頓着な先生。高校の先生好きだったなぁ。しみじみ。
最初「あれ~、これゆるいかなぁ。いまいちだったかなぁ」と思いきや、
のちのち伏線で驚かせて、思わず登場人物たちにぐっと感情移入させて、
後半にいくほどページを進める手を止められない・・・あの感覚大好き(笑)
好きだからこそ集中して読めるっていうのはあるんだろうけど、
人によってバラバラなんでしょうねぇ。私はかなり没頭するタイプですから。
ところで、伏線を張るということは書いてる段階でラストが決まってるのかなぁ?
大まかに書いてから、伏線をプラスしていくのだろうか?素朴な疑問。
そういう点で、ミステリー作家さんとか尊敬します(あんまり読んだことないけど)
誰かが「小説家は数学ができないといけない」みたいなことを言ってたけど、
絶対理数系得意だよなぁ、と文系まっしぐらの私は思います。
計算できる人じゃないと、伏線も張れないしトリックだって思いつかないんじゃないかなぁ。すげぇよ。
おもしろい本あったら教えて下さいね♪
私もまた勝手に自己満足記事でご紹介しまーす