父の命日の墓参り。(5・31)
30年近く前の事なのに、まるで昨日の事のように
鮮明にその日の事を思い出します。
その日の朝、母から父危篤の電話。
そんなはずはない。数日前には元気にしていた。
お父さん、待っていて。
そんな私の気持ちは叶わなかった。
実家に駆け付けた時には、もう顔に白い布が。
枕元の一番近くには伯父(父の兄)が座っていた。
年下の兄弟が先に逝くというのも悲しい事だろう。
いつも穏やかな伯父は、この時も葬儀のことなど
手伝ってくれ私たちを助けてくれた。
私は女だから、男の兄弟の事は良くわからない。
仲が悪かった話は聞かなかったが、いろいろ思う事は
きっとあっただろう。
伯父は最後のお別れの場面に、にこやかに手を振って
弟である父の遺体に“バイバイ”をしていた。
その表情は爽やかでさえあった。
その伯父も随分前に亡くなって、親類の中でも
自分は最年長に近い。
年をとったものである。
少し前に墓の後方に新しく住宅が何軒も出来て、風景が
変わってしまった。
百々ヶ峰のお山が頭しか見えなくなった。
建売住宅のようだ。墓を目前にした二棟はまだ売れていなかった。
そりゃ、そうだろう。朝、起きてカーテンを開けたら墓しか
見えないだろうからね。ちょっとね、問題アリ物件よね。
道一本向こうは昭和~平成の瓦屋根の住宅。
矢印のコースを通って百々ヶ峰のピークまで
登った事もいつも思い出し、笑ってしまう。
*何故なら、、
この日は、この後、Yさんと待ち合わせして食事に行く予定だったので、
時間つぶしにいつもの場所に。
ドジャーススタジアムにも出店した“銀だこ”
ここにもあったが、自分は食べられなくて悲しい。
いや、悔しい!バカ!
久しぶりに歌うカラオケ、いつもより点数も出ない!
悔しい、悲しい!
誰も歌わないから、自分が歌うと必ず全国一位になる一曲。
都はるみの邪宗門。
他の楽曲とは一線を画する凄い歌です。大好き。
自分の通った高校もここの近くです。
いい時代ですね。
学校帰りに友とカラオケルーム♪
自分の時代には考えられなかった。
カラオケにスマホに茶髪にその他もろもろ。
*