いなべの梅林公園、端っこの方に鈴鹿山脈の山の名と、前田普羅という俳人の
句がたくさん載せられた案内板がありました。
残念ながら、ほとんどの人はあまり見向きもしないみたいだった。
山と俳句に目がない私はじっくりと鑑賞。
気にいった句を何首かここに記しておきます。
冷えかえる伊吹の雪のまぶしくて
花の雨北には伊吹かくしけむ
夕立をきいて居るなり山の上
夕立やひぐらしの鳴く遠き山
芋粥や藤原嶽に雪やまず
憂ひある身をうち伏せて昼寝かな
前田普羅
一時、面白いように俳句が作れて、真剣に地域のサークルに入れて
もらおうと考えていた。
2020東京五輪が一年延期になり、緊急事態宣言も出され
世の中が混乱していた頃の少し後だったか。
タイミングが悪すぎた。もちろん、人の集まりなど休止していた。
春になって落ち着いたら思ってみたが、その後もずっとコロナ禍は
続いた。
そして、自分の俳句熱は急降下。
ほぼほぼ、何も作っていない。句が思いつかない。
串刺しのように梅花が枝についている。
ピンクと白、混じっている。面白いなあ。
枝垂れ梅スマホ撮りつつ香りかぐ