“おたけり”って何?
山の神の怒りだという事ですが、
(女人禁制を犯して登ろうとした白山開山の泰澄大師の母が、山の神の怒りにふれて試練をうけた坂)
泰澄の母が反対に、「私は泰澄の母なるぞ」とおたけりをあげたという説の記載も見たような
気がする。どっちが本当?どっちも本当?いずれにせよフィクションですね(笑)
この後に出てくる母御岩も、言うことを聞かない母を泰澄が閉じ込めた岩だという事ですよ(怖っ!)
坂を過ぎると、樹間から山の姿が見えてきました。
登山道は右から曲がり込んでいて、見えているピークが銚子ケ峰のすぐ手前だとは
思わなかった。
ズームで。頂上付近に残っている窓みたいな雪渓。
左手にずっと眺めながらの登山。
11:51 神鳩の宮避難小屋 きれいな小屋、誰もいませんでしたが、ここで昼食は食べずに
先に進んだ。
小屋近くに咲いていた延齢草と
道脇にずっと続いていた白い小さなミツバオウレン
12:19 登山口から4㎞の表示。二時間半もかかっている。
雪渓が近づいた。
大きな岩が見える。岩に乗っている人も見えた。
あそこが母御石に違いない、あそこまでは頑張ろうと登り続けた。
12:29 右手に別山がドーン!、と現れた。
右端が別山で中央は一ノ峰~三ノ峰なのか?はるかに遠いね。
見られて良かった。
見上げればムラサキヤシオ、足元にはスミレ(オオバキスミレ)
高い木がなくなって少々日差しが熱いが、風も感じられ、別世界のようだ。
全てが美しい。
12:39 母御石で深呼吸?
~あと少し続く