11:06 おたけり坂  出発からずっと緩やかな道、ここだけが
唯一急登。しかし長くはなくて助かる。

“おたけり”って何?

山の神の怒りだという事ですが、

女人禁制を犯して登ろうとした白山開山の泰澄大師の母が、山の神の怒りにふれて試練をうけた坂)

泰澄の母が反対に、「私は泰澄の母なるぞ」とおたけりをあげたという説の記載も見たような

気がする。どっちが本当?どっちも本当?いずれにせよフィクションですね(笑)

この後に出てくる母御岩も、言うことを聞かない母を泰澄が閉じ込めた岩だという事ですよ(怖っ!)

 

坂を過ぎると、樹間から山の姿が見えてきました。

登山道は右から曲がり込んでいて、見えているピークが銚子ケ峰のすぐ手前だとは

思わなかった。

ズームで。頂上付近に残っている窓みたいな雪渓。

左手にずっと眺めながらの登山。

 

11:51 神鳩の宮避難小屋  きれいな小屋、誰もいませんでしたが、ここで昼食は食べずに

先に進んだ。

 

小屋近くに咲いていた延齢草と

道脇にずっと続いていた白い小さなミツバオウレン

 

12:19 登山口から4㎞の表示。二時間半もかかっている。

 

 

雪渓が近づいた。

大きな岩が見える。岩に乗っている人も見えた。

あそこが母御石に違いない、あそこまでは頑張ろうと登り続けた。

 

12:29 右手に別山がドーン!、と現れた。

右端が別山で中央は一ノ峰~三ノ峰なのか?はるかに遠いね。

見られて良かった。

 

見上げればムラサキヤシオ、足元にはスミレ(オオバキスミレ)

高い木がなくなって少々日差しが熱いが、風も感じられ、別世界のようだ。

全てが美しい。

 

 

 

12:39 母御石で深呼吸?

 

                                  ~あと少し続く