イメージ 1


 …ジョイって、あの食器洗いのジョイくんじゃありませんよ…(笑)



“ジョイ”とは、“歓喜” ジャン・パトゥのあまりにも有名な香水の名前です。

百種類もの花のエッセンスを調合した、華やかなフローラル・ノートです。

香水なんて今ではめったに使いませんが、このジョイにだけは特別の思い出があります。



私が二十歳のころのことです。まだまだ海外旅行に行くのはめずらしい時代でした。

ある方にお土産としていただいたのがこのジョイでした。

ブランド品というものも一般にはあまり知られていない時代でした。おしゃれなひとだったんですね。

そして、あとにも先にも男性から香水をプレゼントされたのは、この時だけです。



いまにして思えば、二十歳の小娘にはちょっと無理がある香水ですが

何もわからない私は時々、その香水をつけていました。

すると、他の人から「あなたに良くあっている。」と言われました。

そのころの私は甘い花の香りは好みじゃなかったし、赤やピンクの口紅も苦手でした。

でも自分の好きなものと似合うものとは、微妙なずれがあるものなんですね。



イメージ 2


ヤフオクで見つけた“ジョイ”が届きました。

辛いことの方が多かった私の青春時代。

ジョイのなつかしい思い出は、華やかな香りとともによみがえりました。

イメージ 1