賀 正 —— 2015年9月9日放送の BSフジ プライム・ニュース | Down to the river......

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申年 2016




新年明けましておめでとうございます。


昨年は大変お世話になりまして、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。


2016年 元旦




2016 New Year




ブログの更新が大変ご無沙汰しておりますm(_ _)m。

多忙とは言え、新年の挨拶くらいはしないといけない、と1年ぶりに更新します(^^;。

昨年(2015年)と同じ写真を使い回していますが、僕なりの意味付けがあります。





ご報告が遅れましたが、昨年の9月9日放送の BSフジ プライム・ニュース「『安保反対』の新次元 『シールズ』と『ママの会』」に、僕が撮影した動画が使用されました。

単なる自慢話と受け止めるかもしれませんが(笑)、BSフジ プライム・ニュースの担当者Mさんとの動画使用許諾のやりとりを、このアメブロのメッセージ上で行ったので、このブログとも関連性があったのは事実です。

ちなみに、周囲から「ギャラは出たの?」とよく訊かれたのですが、「番組の性質上使用料はお支払いできません」と最初のお願いの時に示されていました(笑)。

こちらの条件は「クレジット表示をして欲しい」の一点のみです。

この頃、海外のネット・メディアからも英語で同様の問い合わせが複数あり、何度も担当者とやり取りするのが面倒になっていたので、最初にこちらから叩き台として「撮影:The River YouTubeより」という文言を提示したところ、「番組の性質上『撮影:The River氏 YouTubeより』にさせてもらいたい」との提案が返って来たので了承しました(^^ゞ。

その放送分の動画を早速ご紹介します。




シールズ&ママの会プライムニュースその1紹介編





シールズ&ママの会プライムニュースその2激論編






さて、何かと昨年話題となった「SEALDs (自由と民主主義のための学生緊急行動)」ですが、気になる点があるので言及しておきます。

学生に対して「大人」たちが、「あまりにも騒ぎすぎ」だと常々感じて来ました。

騒ぎすぎる大人たち」とは、賛成(応援)派も反対派も両方です。

極端に不自然なことは、彼らに対する評価が、「過大評価」と「過小評価」に二分される傾向が強かったことです。

自分なりに密かに自負していることは、彼らが大手メディアに採り上げられる以前の、SEALDs の前身団体である「SASPL (特定秘密保護法に反対する学生有志の会)」時代から彼らの運動を間近で、それなりに多く見て来たことです。

僕のこれまでの彼らの印象は、世間で騒がれているような大それたものではなく、単なる「普通の学生」の集団、というのが真の実体だと思います。

だから、必要以上に「持ち上げ」たり、「貶めたり」する論調が蔓延ってしまっていることに、大変違和感を感じざるを得ません。

加えて反対派に言いたいのは、SEALDs を「左翼」のみならず「極左暴力集団」とレッテル貼りをして批判していますが、彼らのスローガンの「立憲主義を守れ」とか「憲法守れ」とかは「現行制度を維持して守る」ことであり、政治的には正に「保守」そのものではないでしょうか?

彼らを執拗に非難する、「保守を自認する右翼」の皆さんは、その辺の論理の整合性については、何も疑問に感じないのでしょうか?

更に賛成派にも言いたいのは、「SEALDs に頼るな」、「SEALDs に乗っかるな」——つまりは「他力本願」ではいけないということです。

「SEALDs なら(成立した)安全保障関連法の廃止を成し遂げられる」と思っているとしたら、大きな勘違いです。

なぜなら、彼らは「普通の学生」にすぎませんから——。

(少なくとも今は)歴史に残るくらい、飛び抜けて才能があるわけでもないし、偉大なわけでもありません。

ただ、国家権力に対して声を上げる「勇気があった」ことは、少なくとも評価されるべきですが……。

要するに「他力本願」で成就する運動なんて、過去の歴史からもあり得なかったことを自覚するべきです。

賛成派でも反対派でもない「中間派」の人たちにも、同じことを自覚してほしいものです。

「他の誰かが世の中を良くしてくれる」なんて「幻想・妄想」にすぎない。

あえて言えば、「それが民主主義」ではないでしょうか?



昨年形式的には成立した「安全保障関連法」ですが、年明けで国民の気持ちがリセットできずに、「今年も引きずり」ながら今夏の参議院議員選挙までは尾を引きそうな予感があるので、今年も昨年と同じ写真を使用した、というわけです(苦笑)。

おしまいm(_ _)m。