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もういい加減にしてもらいたい!
世界的に見ても、現在の世界の人権意識のレベルでは考えられないような「稀に見る天下の悪法」を成立させようなんて、正気の沙汰ではありません。
今は第二次世界大戦中の世の中ではないことに気が付かないのでしょうか、「右翼の軍国主義者」政権や与党の政治家たちは?
この法案に賛成する政治家の皆さんは「精神異常」もしくは「人格破壊」されているとしか思えない……。
時代錯誤も甚だしいナチズム的、国家主義的方向性を持つこの法案が、日本では成立してしまうことに危機感を覚えた「国連人権理事会」が同法案に対し懸念(反対)を表明し、日本政府に「もっと透明性を確保する」ように要請する事態にまで発展しました。
いや~、「慰安婦発言問題」といい「ヘイト・スピーチ問題」といい、人権問題に関してこの1年間に何回国連から是正勧告を受けたのでしょう?
恥ずかしいと言うよりもはや、人権に関しては日本は「三流国の烙印」を押されてしまった感があります。
基本的人権という「人類普遍の権利」である表現・言論の自由、知る権利を縛る法案を強行採決しようとしているのですから、世界から非難されない方がおかしいのですが、日本の政治家にはその自覚が全くと言って良いほど「欠如」していることを、世界中に発信してしまったようです。
❝【ローマ福島良典】国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者(グアテマラ、表現の自由担当)は22日、日本の特定秘密保護法案について「内部告発者やジャーナリストを脅かすもの」との懸念を表明、日本政府に透明性の確保を要請した。国連人権高等弁務官事務所(本部スイス・ジュネーブ)が報道声明で発表した〔強調:引用者〕。
ラ・ルー特別報告者は「内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内容を含んでいる」と法案を批判。秘密漏えいによる損害が国民の「知る権利」という公益よりも大きな場合に限って秘密保持が認められるが、その場合でも、独立機関による点検が不可欠〔強調:引用者〕だと主張した。
国家機密を漏らした公務員らに厳罰を科す内容が法案に盛り込まれている点について「違法行為や当局の不正に関する機密情報を『良かれ』と思って公にした公務員は法的制裁から守られなければならない」〔強調:引用者〕と指摘した。
世界中からの批判、警戒心の公表は続いていて、ロイターもこの法案の危険性を報じています。
ロイターによる、秘密保護法の記事 http://t.co/Nd8ih3NKyp 尖閣問題や福島原発についての情報が得られなくなる懸念を指摘。戦前の体制に戻ろうとしている動きの一貫と捉える意見や、東電の隠蔽体質も紹介しており、かなり警戒感をもった報道。
— Masahiro Ono 小野 昌弘 (@masahirono) 2013, 11月 24
今でも日本人の多くは「自分には直接関係ない」とこの法案に無関心の人が大半のようですが、世界では徐々に関心が高くなりつつあるニュースのようです。
日本のテレビばっかり観ていると、世界の重要な流れ(しかも他でもない日本について)を知らずに取り残されてしまうのではないか、と危惧してしまいます。
フクシマ(福島第一原発事故)でのテレビや新聞報道から、「日本では国民にとって本当に大切な情報は報道されない」ことを学習しなかったのでしょうか?
11月20日(水)午後6時半から文京区民センターで「1120特定秘密保護法フェス ~オレたちが「マツリゴト」に参加できなくなる?~ 三宅洋平、山本太郎、弁護士がこの危ない法案についてロックに語る!」が開かれました。
主催は「明日の自由を守る若手弁護士の会」です。
その時撮影した動画をご紹介します。
動画は全部で6本(1時間55分)なのでいくつか抜粋しようかと思ったのですが、どの内容(情報)もとても大切——日本のマスコミからは流れて来ない情報や法案の解説——なので、明日にも衆議院を通過する緊急事態という現状を鑑み、以下に全て列挙することにします。
時間が取れないので各動画について「説明なし」ですが、是非ご覧になって下さい。
「とんでもない悪法」だということが、誰でも理解できるはずですから……。
法律のプロの弁護士の殆ど全員が特定秘密保護法案に反対している事実を知れば、その危険性の大きさに気付かないのは自滅行為だと分かるはずです。