ちなみに、主催者側によるとこれはデモではなく「抗議行動」との認識だとのこと。
どちらでも良いと思うのですが、確かにデモ行進はないし、その他にも色々と裏事情があるのかも知れません。
その辺に対して個人的興味は特にないので、スルーします(笑)。
ただ、この抗議行動に対しては、様々な細かいことへの批判があるみたいです。
本筋、本質に関わる批判ではないので、個人的には(主催者に対して)スルーすれば良いのに……、と思っているのですが、これだけ大規模になって来たので、色々と風当たりが強いのでしょう。
思えばこのブログで 3.11 以降原発問題を採り上げた時点で、僕に対し有形、無形の圧力があったのですから、官邸前抗議行動の主催者側には、比較にならない程のバッシング(叩き)が外野からあるのだと思います。
次の報道の中で、終了予定時刻前に抗議行動を終了、解散したとの事実誤認があるのですが、Twitter を見ていると、それに関連して主催者側に対して何か外部の反応あったようです。
毎週金曜_官邸前デモ報道ステーションSUNDAY
繰り返しますが、報道機関の「誤報」は今に始まったことではないので、報道を鵜呑みにする方が現在ではむしろ問題なのではないでしょうか。
福島第一原発事故では「安全神話」の崩壊が明らかになりましたが、日本の大きな問題のもう1つに、権力を持った支配者層、エリート層の「無謬性神話」があると思います。
原発事故で政府や官僚たちが誰一人責任を取らないのは、「無謬性神話」に基づく無責任体質が蔓延(はびこ)っているからではないでしょうか。
例えば、「失われた20年」と呼ばれる景気の低迷は、明らかに政府や官僚といったエリートたちの失策です。
失敗ばかりしているのに誰も責任を取らないので、同じ過ちを繰り返すのだと思います。
そろそろ「無謬性神話」から脱却しないと、それこそ日本は「立ち行かない」と感じるのですが……。
これは、新聞、テレビという大手メディアのエリートたちにも言えることです。
神ではないので、人間なら誰でも間違えるし、失敗もします。
日本人は権威に弱いと言われますが、大新聞、大テレビでも「誤報」はあるという認識を、国民側もデフォルトで持たないといけないと思います。
脱原発 官邸前デモ 雨の中15万人が参加 坂本龍一も参加
次は Twitter で直接紹介された動画ですが、7/6 の官邸前抗議行動の先頭部分の状況がよく分かる内容になっています。
収録時間が長いのですが、興味がある方は是非ご覧になって下さい。
2012/07/06 紫陽花革命/Ajisai revolution Japanese/English eagles0467(8bitNews)
え~、終了間近の部分で、僕の姿が背景に映っていますね(^^;。
お恥ずかしいかぎりです(笑)。
今回は殆ど「財務省上」から動けなかったので、どの映像にも映ってないと思っていたのですが……。
以後気を付けます(爆)。
ついでの「おまけ」として、「IWJ の軌跡」を簡単にご紹介した動画をご紹介します。
前にも書きましたが、IWJ のインターネット中継動画を見なかったら、僕はこの官邸前の抗議行動に参加しなかったと思います。
それだからという訳ではありませんが、報道における IWJ の果たした役割は大きいと感じています。
①IWJ岩上安身の報道哲学「愛と涙と破天荒」 12/07/08
前回言及した、「坂本龍一」さんが呼びかけた脱原発フェス「NO NUKES 2012」の映像がアップされているので、最後にご紹介します。
「Yellow Magic Orchestra」での演奏です。
まずは、「世界の外で会おうよ」と歌われる「細野晴臣」さん作曲の「Lotus Love」です。
Lotus Love Yellow Magic Orchestra NO NUKES 2012(20120708)On Ustream
次も細野さんの曲で、タイトルはそのものズバリ「放射能 (Radioactivity)」です。
Radioactivity Yellow Magic orchestra NO Nukes 2012 (20120707)
最後は教授の曲で、個人的には「PERSPECTIVE」と並ぶ YMO 時代の名曲だと思っている「ONGAKU/音楽」です。
なおこの曲は、当時3歳だった娘の「坂本美雨」さんのために書かれた、と言われています。
Ongaku Yellow Magic Orchestra NO NUKES 2012(20120708)On Ustream