大飯停止など求め官邸前で抗議活動
簡単にその時の模様をご報告します。
事前に Twitter で「霞ヶ関方面」から来るようにとの情報があったので、その指示に従って官邸前に向かっていたところ、既に「財務省上」の交差点より手前から警察官の指示によりデモの列が出来ていました。
その列に並ばず「財務省上」の交差点まで行って撮った写真が次です。
時間は夕方の６時を回ったばかりです。
早めに行ったつもりですが、既に凄い人数でした。
仕方がないので、「内閣府下」の交差点まで行って六本木通りを渡り、「財務省上」の交差点付近まで戻って並びました。
そこから、雨の中１時間半くらいそのまま動けない状態になりました
今回がデモが初めての方は、「官邸はどこなの？」と周りでつぶやく状況でした。
もちろん、「財務省上」の交差点からは総理官邸は見えるはずもありません(^^;。
雨が降り続けるそんな状況が続き、デモの残り時間30分となって、デモの列が警官の制止を振り切るような形で前へ動き出したので、僕もその波に乗ってデモの先頭付近を目指しました。
道路は途中で完全に決壊して、デモの参加者たちは車道に広がりました。
前へ進んでみて分かったのですが、どうやら警備をしていた警察は、先週の時のように官邸前の道がデモで封鎖されないように、今回はかなり厳重に交通整理・誘導を敷いたため、デモ開始時間の直前からデモ隊が動けない事態になったようです。
まあ、警察の気持ちも分からないではありませんが、あのデモの人数の多さを考えれば、官邸前の道路を一時的に封鎖して、歩行者天国と同じようにデモ隊に解放した方が、総合的な安全という観点からも管理しやすいと思うのですが……(^^;。
しかし、デモで道路が封鎖されるということは、警察にとって都合の悪い事態なのでしょう。
一部分で警官とデモ隊がもみ合う場面もあったようですが、僕の目では確認出来ませんでした。
雨の中同じ場所に２時間も立たせるのも、デモ参加者にとって苦痛なので、もう少し融通を利かせられなかったものなのか、大変疑問です。
後から聞いた情報では、最寄駅の「国会議事堂前駅」の地上への出口を警察が封鎖し、デモに参加しようとした人々が地下に閉じ込められる、という異常事態が発生したそうです((＞д＜))。
地下に閉じ込められた人から悲鳴が上がったようですが、これって、実質的な警察による「デモ妨害」では？？？
デモの参加者にも問題はあるかと思いますが、こういうことをすると、警察への信頼が損なわれるので、治安の意味でも問題だと思います。
今後のデモにとって、参加者、警察両方に課題が残ったと感じました。
上の写真は、デモ終了直前の最前列付近の画像です。
前に進んだものの、途中で流れがストップしました。
まだ、官邸前へは半分くらいまで進んだ距離です。
よく見ると、反対側の歩道がガラガラです。
警察が「国会議事堂前駅」の地上への出口を封鎖したため人がまばらだったのですが、その時はそんなことはつゆ知らず、雨も降っているのでそこへ一時避難しました(^^ゞ。
もう一度繰り返しますが、警備に当たった警察のご苦労は十分理解しているつもりですが、なにせあの大人数なのですから、もう少し融通の利いた対応は出来なかったものでしょうか……。
それはともかく、反対側の歩道はガラガラの状態だったので、「総理官邸前」の交差点まで難なく行けることに気が付きました。
そこで近くまで進んで、警官が立ってない警察車両の隙間から道路に出たところ、そこは報道関係者がウジャウジャいるところでした（笑）。
中国のテレビ（？）の人もカメラを回していたので、これは世界的なニュースになっているのだな、と思いました(^^ゞ。
そんなことはともかく、雨にずぶ濡れに近い状態だったので、名残惜しさもありましたが、デモ終了直後早々に帰宅しました(^^;。
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デモの様子を俯瞰映像で早送りにした動画があるので、ご紹介します。
2012年7月6日の首相官邸周辺デモを60秒で見る動画
画面手前が「総理官邸前」で、画面上の切れ目部分が「財務省上」の交差点です。
画面上の切れ目から霞ヶ関方面までデモの列が続いていたので、動画に映っているのはほんの一部分です。
雨の中、皆さんご苦労様でした。
帰宅して知ったのですが、「坂本龍一」さんもデモに参加して、ご挨拶をしたそうです。
その模様の動画が次です。
7.6緊急！大飯原発3号基を停止せよ！首相官邸前抗議 坂本龍一氏コメント
坂本さんの音楽で、政治、社会問題に言及した曲と言えば「War & Peace」を思い出します。
この曲は、たしかアメリカのイラク戦争突入がモチーフになったと記憶しています。
原曲は英語なのですが、日本のテレビにご出演した際に、その日本語版としてこの曲を演奏しました。
その時の動画が次です。
坂本龍一 WAR AND PEACE
大飯原発の再稼動に際し、この曲と大変似通った曲を発表したので、それも併せて次にご紹介します。
ODAKIAS - Ryuichi Sakamoto, Shing02, Otomo Yoshihide, TOKiMONSTA
その坂本龍一さんの呼びかけで開催する脱原発フェス「NO NUKES 2012」が、USTREAM でインターネット中継されているので、そのリンク先を最後にご紹介します。
USTREAM: NO NUKES 2012: 2012年7月7日（土）・8日（日）の2日間、坂本龍一の呼びかけにより開催される音楽フェス「NO NUKES 2012」に、全世界から参加できるよう、会場である千葉・幕張メッセ国際展示場よりインターネット中継することを決定しました。「NO NUKES 2012」...
坂本龍一さん呼びかけ、脱原発音楽フェス