『鹿男あをによし』 | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

森崎友紀」さんがまた TV にご出演なさいました。

今回じっくりと彼女を拝見したのですが(いつも「ながら見」なので……w)、昔僕が写真を撮っていた頃(3年前)と比べて、現在の彼女の方が断然に素敵に見えました(^^ゞ。

テレビに出ている時の髪型が僕の好みだということもありますが(^^;、社会人、女性としての自信みたいなものが彼女自身を輝かせているのかもしれませんね。

彼女のブログを見ると、「スターバックス」のかなりのファンで、独自のランキングを発表していますね。

「カフェ モカ」は僕も好きですけど、時々あの甘さがしつこく感じる時があります(^▽^;)。

たしか、昔「菅野美穂」さんが好きだと言っていたような記憶があります。それで飲んでみたんです(^^;。

「キャラメル マキアート」は、最初「期間限定」で提供されていたんですよね(^∇^)。

「スターバックス」が日本に上陸した時、結構ハマったクチで、最初期のタンブラーも所有していました(^^ゞ。

1996、1997年頃だと思いますが、長くなるので当時の思い出話は別の機会にでも……。



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最近どういう訳か寝つきが悪いというか、ぐっすり眠れた感覚がありません。

暑さで寝苦しいということも関係しているのかもしれませんが、途中で何度も目を覚ますこともあります。

確かに人並みに「気がかりなこと」もありますが(^^;、疲れが取れないと逆にそれがストレスに感じてしまうものですね。

酒を飲んでから寝れば良いのですが、すぐには思いつきませんでした(x_x;)。

そんなこともあって、6月2日と6月3日の深夜に再放送された NHK のドラマ『チェイス~国税査察官~』を、最初の部分だけ観ました。

先のエントリー」でも書きましたが、細部が荒削りながらも、観出すとぐいぐい引き込まれてしまいます。

女性の存在感が割と希薄な「男のドラマ」なんですが、女性が観るとどんな感想を持つのか気になりますね。

母親と息子の関係は、血が繋がっていても所詮は「男と女」。

異性間で本当に分かり合うことは不可能——ということを暗示させるラストですが、この息子の母親に対する複雑な心境(愛憎)を、女性の視聴者はどれだけ共感出来るのでしょうか?

個人的に、本当に久し振りにハマったテレビ・ドラマになりました(^^ゞ。

いつ以来からだろうか? というより、どのドラマ以来なのかと思い出してみると、次のドラマ以来のことだと思います。






実は、このドラマを思い出すきっかけみたいなものがありました。

撮影会でお世話になっている「涼木りらん」さんのエントリーのタイトルに、「あをによし。」とあったからです(内容は関係ありません)。

この「あをによし(青丹よし)」とは「なら(奈良)」にかかる「枕詞」だそうで、日本の文化・歴史に疎い僕は、このドラマ(原作)と出会うまで、恥ずかしながら知りませんでした。(´д`lll) 。

ドラマ『鹿男あをによし』《番組公式 HP》については、なんと説明したら良いのか困る……とても「奇想天外」なドラマです(笑)。

主人公を時間軸で捉えると、このドラマの人間関係は「夏目漱石」の『坊っちゃん』を下敷きにしていることが、早い段階(初回)で分かります。

役名(あだ名)こそ違いますが、これは「山嵐」で、あれが「赤シャツ」だ……と容易に判断(想像)出来ます(^^ゞ。

ということは、誰が悪者かもドラマの最初から視聴者が分かってしまう作りになっています。

しかしそれが本筋ではなく、この他にも古代史、古事記、日本書紀等の言い伝えが盛り込まれ、そちらの「謎解き」がメイン・ストーリーになっています。

しかもよくよく見ると、坊っちゃんに該当する主人公の性格は「神経衰弱」だった夏目漱石自身に似ていたりと、キャラクター等に結構アレンジが施されています。

つまり、「もうひとつの『坊っちゃん』」という風情で、はっきり言って「パロディ」です(笑)。

いや、言い伝え等の部分も含め、物語全体が壮大なる歴史物の「パロディ」だと言えるでしょうね(^^ゞ。

よくこの奇想天外な物語をドラマ化(実写化)したものだ——テレビ局の上層部がOKしたものだ——、とその果敢な勇気と冒険的な野心に驚かされます(笑)。

パロディなので、下らないと言えばそうなのですが、「知的な」下らなさとも言えるでしょうね。

そのため、放送時には低視聴率でしたが、「ドラマ通」の間では意外と評価が高いドラマみたいです(^^ゞ。

多分こんな(少し難解な)パロディ・ドラマ、絶対 NHK では無理ですから(爆)。それ故に「貴重」だと思います(^▽^;)。

現在「歴史ブーム」だとかで「歴女」と呼ばれる女性が多いそうですが、現在放映されたのなら、このドラマももう少しヒットしたのでは……と思わざるを得ないですね(^^;。

そう言う意味では、「早すぎたドラマ」とも言えるかもしれませんね(^^ゞ。




DEER-MAN 玉木宏