涼木りらんさん;新型インフルエンザ | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

前回の『桑田佳祐の音楽寅さん』の「アベー・ロード」の歌詞の内容が、一部で問題になっているようです。
「事実と違う」、「間違ったイメージを視聴者に与える」……等とのこと。

選挙前なので、こういうことに敏感になっているんでしょう。
また、「イメージの刷り込み」という悪質な手法も確かに存在している訳ですから。

念の為確認すると、これは既製の曲の「ソラミミ」ということで、歌詞を当てています(笑)。
正直無理がある部分も多々あります(^^;。
「Come Together」が「公明党 Brother」なんですから(爆)。
また「Because」が「民主党」なわけないですから(^^;。

ところが桑田圭祐さんが歌うと、耳だけで聞くと、オリジナルそっくりに聞こえます(笑)。
その辺りをもっと評価してもらいたい、と個人的には思っています。

ブラック・ジョークの要素も強いので、制作側からの配慮で、各政党まんべんなく採り上げて「公平性」を保とうとの意図でしょうが、その結果「事実と違う」部分も出てきます。

ただ、今回に限ったことではありませんが、「表現」に接する場合、受け手の力量が試されるのも事実ですね。
「シャレが分からないってことは、常識がないこと」という言葉もありますし……(^_^;)。

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新型インフルエンザの話題ですが、ブログを見て回ると、「過剰反応し過ぎ」との意見が結構ありますね。
また、帰国者の中の疑われた患者に対して、「お騒がせな奴だ」という悪質なものもあります。

僕も心の中でそう思う部分も確かにありますが、思うことと発言(行為)することは次元が違います。

パニックにならず、冷静な判断をするよう求められていますが、その為には正確な情報が必要です。
「マスコミが騒ぎ過ぎ」とかいう人がいますが、これぐらい騒がないと「正確な情報」が入手出来ないと僕は思っています。
上記の批判をする人は既に「正確な情報」を持っているのかもしれませんが……。

新型ではなく「季節性」のインフルエンザでも致死率は0%ではないことを踏まえて、「お騒がせな奴だ」と発言しているのでしょうね。
特に幼児の場合、「インフルエンザ脳症」という重篤な症状の可能性があることもご存知なのでしょうね。
その場合でも、幼児の親御さんに「新型でなくて良かったですね」と声をかけるんでしょうか?

また、治療薬のタミフルリレンザは、発症後48時間以内に投与しなければ、効果は期待出来ない——ということも知っていての発言なんでしょう。

WHO(世界保健機関)の感染症の警戒レベルは6段階ですが、日本は独自に各フェーズをAとBの2つに区分していて、現在どちらかということもご存知なのでしょう。

また、「ちょっと咳をしたくらいで、周りから冷たい視線を受けた」という人も、当然咳をする時は必ず、掌を口元に当てるという、最低限のマナーやエチケットを実行しているのでしょうね。

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パニックにならず、一見冷静な意見を言っているような人達は、次の分類に入るのでしょう。

逃げ遅れる人々 ~実はパニックは起こりにくい?

日本人の欠点として、情緒的・感情的な思考にはしること——と指摘されて久しいですが、医学・科学的な問題は、事実(根拠)に基づく論理的な思考が必要です。

今回僕が驚いた点が2つあります。
1つは、「冬でもないこの季節に、感染症に罹る人が意外に多い」こと。
もう1つは、「感染予防が強く言われている中、感染症に罹る人が少なくない」ことです。
「新型」、「季節型」の違いに関係ありません。
「飛沫感染」の予防方法はどちらも同じな訳ですから。

勿論「人的依存リスク」もある訳で、早急に判断出来ませんが、行政が定めている感染予防対策に落ち度がないか気になります。

今回の新型は「弱毒性」と言われていますが、感染予防対策は「強毒性」の鳥インフルエンザを想定して作成されています。
WHOおよび各国が一番恐れている鳥インフルエンザの流行のテスト・ケースとして、今回の騒動を見て行く必要があると思います。

イチローは全打席ヒットを打とうとしているそうです。それでも、10打席中 6打席以上はヒットが出ないのです。
人間のすることに完璧はありません。
多少過剰すぎる程がちょうど良い——というのが僕の意見です。

今WHOが警戒しているのは、これから冬が到来する南半球での感染拡大で、その感染拡大が一段落する頃我が北半球は冬を迎えるのです。

今年は気が抜けない一年になりそうです。

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暗い話題ばかりも問題なので、岡田紗奈さん&涼木りらんさんの「着物撮影会」の続きをご紹介します(^^ゞ。

今回も涼木りらんさんです。


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何か、成人式前の記念写真のようですが……(;´▽`A``。



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「男の夢は舞妓はんと野球拳!(by 阿部サダヲ)」(笑)。



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まるで竹久夢二の美人画のよう……。
「紙風船になりたい」と思う不埒な僕(^▽^;)。



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笑顔で——「なんてったってアイドル」ですから(笑)。