勿論自戒の念を込めてです。
コンテスト審査に想う。
印象的な言葉を一部引用します。
「結論、『上手い人は上手い』です」
「複数の審査員で審査する場合でも、審査員が選ぶ上手い人のグループは一致します。また反対に、下手な人達も同じです」
「問題は、上でも、下でもない中間の人達です」
「そのなかでも、一番目につくのが『色』です。デジタルで撮影したら、写真屋さんにあるセルフプリンターで一度プリントしてみたらどうでしょう。ある種の色の指標がわかると想います」
「デジタルでも、フイルムでも、写真の基本は『正しい露出とピントが合っている。』事です」
「いい加減に写して、後の画像処理でどうにかしようとおもっていたら大間違いです」
偉そうな事は言えませんが、上記の事はフイルム(銀塩)時代を経験していない、デジタル世代によく見られることだと感じています。
以前紹介したアンリ・カルティエ=ブレッソンの時代では、現在の様にカメラがオート化されていないのにも関わらず、「決定的瞬間」を捉えているのです。
オート化されて(便利になって)失った物の価値を再認識すべき助言かと僕は思います。