2016年9月17日(土)
7.秋北バス(大館)
上陣場経由矢立ハイツ行
秋田200か911
大館大町→矢立ハイツ(760円)
9時37分〜10時08分
今日はこのバスに合わせて遅めのスタート。北部へ向かうこの路線は途中の上陣場まではたくさんあるものの、青森県境の矢立まで行くバスは3往復しかない。そしてこれが初便である。短尺車にもかかわらず、市街地の中心部から乗ったつもりだったがすでに5人くらい乗っている。病院など市内でさらに5人ほど乗せると大館駅を越えて釈迦内の住宅街を走っていく。そこでどんどん降りていく。釈迦内を抜けると他のお客さんはおばあさんが二人だけ。
羽州街道を北上し、陣場駅が見えてくると集落の横道に入る。ここは道幅が結構狭い。多くが折り返す上陣場を過ぎるとバスは再び羽州街道を北上する。2キロほど北上したところが終点の矢立ハイツだった。ここは温泉と道の駅を兼ねた建物。しかし道の駅と言ってもトイレがあるのと温泉の待合室で少しのお土産が売っているだけだ。レストランも閉まっていたのですぐに歩き始まることにした。
矢立ハイツ-Yatate Heights-(秋田県大館市)
ここから徒歩で秋田青森県境を越えて青森県平川市の岩渕公園前バス停を目指す。下調べによると岩渕公園前は碇ケ関の市街にあるようだ。というわけで徒歩1時間半を見込んで2時間の接続。羽州街道を歩く。矢立ハイツが見えなくなるとまもなく県境となる。
しばらく歩くと左手にホテルが見えてくる。あいのり温泉といって日帰り入浴も受け付けている温泉だ。かつてはここまで弘南バスが来ていたのだという。まもなく奥羽本線が近くなる。GPSによると津軽湯の沢駅の近く。羽州街道沿いから少し入ったところに駅があるので今回はスルーだ。さらにまっすぐ進むと相乗沢を望めるようになる。ここの木はもみじだから紅葉の季節には綺麗だろう。
バス停発見!
なぜだろう、まだ4キロちょっとしか歩いていない。見てみると「舟岡」とある。調べてみるここは岩渕公園前の次の停留所だったのだ。ショックを受けて調べなおしてみた。すると、岩渕公園は羽州街道と小坂方面の別れ道だという。通り過ぎたではないか!(津軽湯の沢駅に近い)
というわけで1時間も余ってしまった。こんなことなら矢立温泉に入る時間があったのに…。
近場のドライブスルーも閉店。地図上で飲食店とされている空き家の前のベンチで記事を書いて潰すことになった。
矢立ハイツ⇒(徒歩約4km)⇒舟岡
8.弘南バス(弘前)
弘前バスターミナル行
青森22か986
舟岡→弘前バスターミナル(970円)
12時26分〜13時25分
岩渕公園前まで戻る元気もなかったので舟岡からバスに乗る。ここから碇ケ関の市街地までしばらく停留所はない。碇ケ関からちらほらお客さんが乗ってくるようになる。まもなく大鰐町に入る。温泉街では一部狭い道を走る。弘前も近くなり市街地が途切れなくなってきた。商業地を抜けるとまもなく弘前バスターミナルに到着した。
ネットでの情報が一切得られなかったのだが、弘南バスの回数券は車内でも買えるというアナウンスがあった。セット回数券は1000円で1150円分ということで今回はお得に利用できそうだ(秋北バスでは車内販売がないと早合点してしまい損をしていた。なお羽後交通では車内販売がないためほとんど活用できなかった)。
弘前バスターミナル-Hirosaki Bus Terminal-(青森県弘前市)
弘南バス最大のターミナルでイトーヨーカドーの一階に設けられている。ホーム付き、券売機や高速バス予約窓口もある本格的なバスターミナルだ。
この組み合わせの回数券を効果的に使おうとするとなかなか頭を使う。フードコートで軽く一人作戦会議だ。
9.弘南バス(和徳)
三世寺経由天長園行
青森200あ160
弘前バスターミナル→板柳案内所(710円)
14時25分〜15時05分
十腰内という行き先をつけたバスはマイクロバスだった。このローザをここまで活用しているバス会社も珍しいだろう。バスターミナルと駅で数人乗せて市街地をぐるり。ここで乗降はなかった。途中、青女子という地区があった。あおなごと読むらしい。なかなか見当のつきにくい読み方で面白い。バスは板柳駅は通らずに街はずれにある案内所へ到着する。案内所とは名ばかりのただの空き地だった。
板柳案内所-Itayanagi Information Office-(青森県板柳町)
この待ち時間で温泉を楽しもう。歩いて青柳館というところまで行ってみた。肌がツルツルになるような温泉だった。泉質は大館のに近そうだった。
次のバスは青柳館に近い大町という停留所から乗ろう。
板柳案内所⇒(徒歩約600m)⇒大町
10.弘南バス(五所川原)
五所川原営業所行
青森200あ153
大町→五所川原駅前(920円)
16時25分〜17時10分
ラストランは五所川原行き。りんご畑が続くうねうねした道を走る。お客さんは全く乗って来ず、運転手さんも自分が五所川原までだと言ったら放送すらかけない。普段は無人で往復しているのだろう。この路線は9月いっぱいで廃止が決まっている。大通りに出るとまもなく五所川原市街。五所川原営業所は駅から遠いところにあった。
今日は五所川原まで。温泉のおかわりと夕食のため、エルムというショッピングモールに行く。個人的に五所川原は二回目の訪問。連休中ということもあり近場で宿が取れず夜の五能線で弘前まで戻ることになった。
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