2014年3月28日(金)
なんとか起きて烏山にやってきた。実は前日の27日に実施しようとしていた行程なのだが、寝坊をしてしまい、予定のバスに間に合わなくなってしまった。前回の旅の終点が郡山ということもあり、郡山と烏山の中間地点にある西那須野に泊まっていたのだが、出発時刻の遅い郡山からの行程なら間に合うことがわかった。そこで順序を逆にして福島までの行程を先取りした格好になった。もう同じ過ちを冒さないように昨夜の宿泊地は烏山により近い宇都宮にしたのだった。
駅舎がぴかぴかになっていたり、アキュム用の充電架線が設置されたりと、たった半年で駅は随分様変わりしている。

前回はこちら(~烏山)
20.やしお観光(那珂川町コミュニティバス)
馬頭烏山線(山村開発センター行)
那須200か89
烏山駅→北向田(500円)
7時30分~8時02分

バスは発車の10分前にやってきた。乗ると運転手さんがラジオをかけてくれる(客室にもよく聴こえるようになっている)。タクシーかよっ(笑)。
さてバスはかつてのJRバスを踏襲したルートで北上する。集落が見えてきたらそこが小川町だった。次のバスとは小川仲町から併走するが、小川仲町は乗り場が分かれているという。高田停留所からポールが並んでいることが確認できたのでその二つ先の北向田で乗り換えることにした。

「きたむこだ」と読む。警察署の最寄りでコンビニの前にポールが立っていた。
21.東野交通(黒磯)
那珂川水遊園経由西那須野駅東口行
那須200か125
北向田→西那須野駅東口(400円)
8時26分~9時18分

馬頭車庫からのバスは数人乗せてやってきた。大田原経由の路線だ。だんだん増えてきた乗客も大田原市街で少しずつ降りていった。西那須野駅はそこからすぐだった。

JRの支店は駅前だ。
22.JRバス関東(西那須野)
塩原本線(塩原温泉行)
栃木22う1096
西那須野駅西口→塩原温泉(900円)
9時35分~10時18分

さて次のバスまで時間があるので塩原本線を往復してこようと思う。
最初はごく普通の道を淡々と走る。唯一の二人組の客も千本木で降りてしまう。しかし愛宕山口からがすごかった。渓谷に沿って急カーブの連続。エメラルド色に輝く渓谷を眺めていると温泉旅館が増え始め、塩原温泉バスターミナルに到着した。

かつての塩原温泉駅

往復には塩原渓谷フリーきっぷが便利。昔ながらの企画切符だ。
23.JRバス関東(西那須野)
塩原本線(那須塩原駅行)
栃木22う1096
塩原温泉→西那須野駅西口(900円)
10時35分~11時20分

帰りは多くの人の乗降があり、車内は観光客で賑わった。

旧関谷宿駅。ホームはもう使われていなかった。
24.JRバス関東
ゆ~バス(黒磯駅行)
那須200か119
西那須野駅西口→黒磯駅(200円)
12時00分~13時01分

那須塩原市のコミュニティバスを利用する。JRバスのボディにシールを貼っただけというバスがやってきた。このバスは一乗車200円と安いためか利用が多い。西那須野~黒磯は電車よりも安いがさすがに1時間かけてバスを利用する客は他にいなかった。
25.那須町営バス
黒磯追分線(追分行)
那須200さ81
黒磯駅→追分(500円)
14時37分~15時40分

かつては東北本線に沿って県境まで向かう明神行があり、そこから福島交通の白坂まで歩けたが、昨年デマンドタクシーに移行されて廃止されてしまった。これが栃木県から福島県へ行ける唯一のバスになってしまったのだ。

さて、駅からは誰も乗らず、川を渡って那須町に入る。那須町のショッピングモールで二人を拾った。たまに細道を走ったり、普通の道で方向転換したりと、リエッセの強みを生かしている。一時は無人になったが、伊王野市街でまた客を拾い、伊王野支所に乗り入れる。運転手さんは運賃箱の交換がてら朝乗せてきた人を探しにいったがいなかった様子。
そこを過ぎると道が細くなる。二人を降ろしてしまうと追分のどこまで行くか訊かれる。事情を話して折り返し場所までと頼んだ。運転手さん曰く先日の雪で道が埋まって木まで倒れて追分まですらいけなかったという。そういえば前回は太川陽介たちが歩いていったなぁ、と(笑)。

追分⇒(徒歩3km程度)⇒関の森公園

追分は栃木県最北の集落で10軒ほどの住居がある(運転手氏情報)。人家が途切れるとすぐに県境があった。
やった~、東北地方だ(拍手)。
しかし、そこからが長かった…。休耕地か耕作放棄地か、荒れた畑が続く。白河関の方に構造物が見える。天文台?
道が曲がりくねっていて見えるわりになかなか着かない。

着いた!
思いの外ぎりぎりで関を見に行くことはできなかった。うーん、これは他人には勧められない乗り継ぎだな。
26.福島交通(白河)
新白河駅行
福島200か116
関の森公園→白河駅前(640円)
16時15分~16時47分

最後は福島交通だ。平日3本、休日2本と関の森公園へのアクセスはあまり果たせていない。
関の周辺にも集落があるのは意外だ。
フリー乗降区間が終わるとJRバスと交わる。あちらは新白河経由白河行き、こちらは白河経由新白河行きだ。
終始乗降はなく、私を降ろしたバスは入れ替わりに一人だけ乗せて新白河へと走っていった。

松平定信が藩主を務めたことなどで有名な白河藩。天明の飢饉でも餓死者を出さなかったという。
次回はこちら
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なんとか起きて烏山にやってきた。実は前日の27日に実施しようとしていた行程なのだが、寝坊をしてしまい、予定のバスに間に合わなくなってしまった。前回の旅の終点が郡山ということもあり、郡山と烏山の中間地点にある西那須野に泊まっていたのだが、出発時刻の遅い郡山からの行程なら間に合うことがわかった。そこで順序を逆にして福島までの行程を先取りした格好になった。もう同じ過ちを冒さないように昨夜の宿泊地は烏山により近い宇都宮にしたのだった。
駅舎がぴかぴかになっていたり、アキュム用の充電架線が設置されたりと、たった半年で駅は随分様変わりしている。

前回はこちら(~烏山)
20.やしお観光(那珂川町コミュニティバス)
馬頭烏山線(山村開発センター行)
那須200か89
烏山駅→北向田(500円)
7時30分~8時02分

バスは発車の10分前にやってきた。乗ると運転手さんがラジオをかけてくれる(客室にもよく聴こえるようになっている)。タクシーかよっ(笑)。
さてバスはかつてのJRバスを踏襲したルートで北上する。集落が見えてきたらそこが小川町だった。次のバスとは小川仲町から併走するが、小川仲町は乗り場が分かれているという。高田停留所からポールが並んでいることが確認できたのでその二つ先の北向田で乗り換えることにした。

「きたむこだ」と読む。警察署の最寄りでコンビニの前にポールが立っていた。
21.東野交通(黒磯)
那珂川水遊園経由西那須野駅東口行
那須200か125
北向田→西那須野駅東口(400円)
8時26分~9時18分

馬頭車庫からのバスは数人乗せてやってきた。大田原経由の路線だ。だんだん増えてきた乗客も大田原市街で少しずつ降りていった。西那須野駅はそこからすぐだった。

JRの支店は駅前だ。
22.JRバス関東(西那須野)
塩原本線(塩原温泉行)
栃木22う1096
西那須野駅西口→塩原温泉(900円)
9時35分~10時18分

さて次のバスまで時間があるので塩原本線を往復してこようと思う。
最初はごく普通の道を淡々と走る。唯一の二人組の客も千本木で降りてしまう。しかし愛宕山口からがすごかった。渓谷に沿って急カーブの連続。エメラルド色に輝く渓谷を眺めていると温泉旅館が増え始め、塩原温泉バスターミナルに到着した。

かつての塩原温泉駅

往復には塩原渓谷フリーきっぷが便利。昔ながらの企画切符だ。
23.JRバス関東(西那須野)
塩原本線(那須塩原駅行)
栃木22う1096
塩原温泉→西那須野駅西口(900円)
10時35分~11時20分

帰りは多くの人の乗降があり、車内は観光客で賑わった。

旧関谷宿駅。ホームはもう使われていなかった。
24.JRバス関東
ゆ~バス(黒磯駅行)
那須200か119
西那須野駅西口→黒磯駅(200円)
12時00分~13時01分

那須塩原市のコミュニティバスを利用する。JRバスのボディにシールを貼っただけというバスがやってきた。このバスは一乗車200円と安いためか利用が多い。西那須野~黒磯は電車よりも安いがさすがに1時間かけてバスを利用する客は他にいなかった。
25.那須町営バス
黒磯追分線(追分行)
那須200さ81
黒磯駅→追分(500円)
14時37分~15時40分

かつては東北本線に沿って県境まで向かう明神行があり、そこから福島交通の白坂まで歩けたが、昨年デマンドタクシーに移行されて廃止されてしまった。これが栃木県から福島県へ行ける唯一のバスになってしまったのだ。

さて、駅からは誰も乗らず、川を渡って那須町に入る。那須町のショッピングモールで二人を拾った。たまに細道を走ったり、普通の道で方向転換したりと、リエッセの強みを生かしている。一時は無人になったが、伊王野市街でまた客を拾い、伊王野支所に乗り入れる。運転手さんは運賃箱の交換がてら朝乗せてきた人を探しにいったがいなかった様子。
そこを過ぎると道が細くなる。二人を降ろしてしまうと追分のどこまで行くか訊かれる。事情を話して折り返し場所までと頼んだ。運転手さん曰く先日の雪で道が埋まって木まで倒れて追分まですらいけなかったという。そういえば前回は太川陽介たちが歩いていったなぁ、と(笑)。

追分⇒(徒歩3km程度)⇒関の森公園

追分は栃木県最北の集落で10軒ほどの住居がある(運転手氏情報)。人家が途切れるとすぐに県境があった。
やった~、東北地方だ(拍手)。
しかし、そこからが長かった…。休耕地か耕作放棄地か、荒れた畑が続く。白河関の方に構造物が見える。天文台?
道が曲がりくねっていて見えるわりになかなか着かない。

着いた!
思いの外ぎりぎりで関を見に行くことはできなかった。うーん、これは他人には勧められない乗り継ぎだな。
26.福島交通(白河)
新白河駅行
福島200か116
関の森公園→白河駅前(640円)
16時15分~16時47分

最後は福島交通だ。平日3本、休日2本と関の森公園へのアクセスはあまり果たせていない。
関の周辺にも集落があるのは意外だ。
フリー乗降区間が終わるとJRバスと交わる。あちらは新白河経由白河行き、こちらは白河経由新白河行きだ。
終始乗降はなく、私を降ろしたバスは入れ替わりに一人だけ乗せて新白河へと走っていった。

松平定信が藩主を務めたことなどで有名な白河藩。天明の飢饉でも餓死者を出さなかったという。
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