アラカンmamiです。

 

先日この本を読みました。

 

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自分の特技を持った女性たちが

それぞれの持ち味を活かそうして田舎の港町で奮闘する内容です。

結局それぞれの思惑とは別に「空中分解」しちゃうんですけどね。滝汗

 

それぞれの思惑が違うというところに

叶わなかった桃源郷?を感じます。

 

例えば「子ども食堂を作る」という目標があったとしましょう。

その際に

Aは「このくらいの頻度で継続的に食事を提供できるようにしたい」

Bは「大袈裟なことは考えず、今できる範囲でやればいい」と思っていたとします。

 

すると

「開催する場所」

「集める人」

「集める物資」

「実際に活動する人の役割分担」

「告知の仕方」

「継続するための活動」

 

かなり変わってきます。

協力者も多く、

中には「食材の売れ残りを廃棄するなら寄付したい」

という人が多かったら、問題なくできるかもしれません。

しかし、当初の「掲げた看板」が大きいのに、

実際の状況が貧弱なものであったら、

達成は難しくなりかねません。

 

自分の思いが強すぎると

「あの人は努力していない!」

「あの人にはやる気がない」と

非難する人も出てきます。

 

いやいや、

思いが強い人の

「ここまで頑張るべき」が

他の人を圧迫していることに

気づいていいないだけなのかもしれません。

 

カレーライスを3杯食べられる人と

1杯で十分な人、

胃が小さくて

それしかお腹に入らない人とは別なんですよ。

 

その場合は

何かを変えなければいけません。

 

自分の期待値

現状に対するメタ認知

そもそものやる気度チェック(自分も含め)

 

自分が大事にしている「上質世界」は

自分にとっての上質であり、

他人にとっては上質ではない場合があります。

 

それを意識していきたいですね。