今、たけのこの里イチゴ味を食べながらこのブログを書いています。意外とうまいですな。チョコの方がうまいけど。
先日所用で都内に出かけた帰り道、吉野家に行きました。駅を出てふと見ると看板が目に入り、牛すき鍋定食が出たというポスターが見えてしまったので思わず入ってしまいました。
普段私は基本的に自炊。家で食べることが多いので、吉野家は非常に久しぶりでした。しかも吉野家入ったらだいたい牛丼を食うので牛すき鍋定食を食べたのなんて数年ぶりでした。うまかった。
私の記憶が確かならば今から十数年前、狂牛病騒ぎで吉野家を始め牛丼を提供するチェーン店が軒並み牛丼を販売できなくなり、豚丼などにシフトしだした時期。
あの頃、吉野家で牛すき鍋定食が販売され始めたんじゃなかったか。
牛丼は復活しなかったのに牛すき鍋定食はある、みたいな妙なラインナップの時期がありませんでしたっけ?間違ってたらすみません。
あの頃私は大学に入ったばかりで多分15年くらい前。
当時は今と逆で、一切自炊などしなかったのでしょっちゅう外食またはコンビニ飯を食ってた時期です。
牛すき鍋定食は初めて食った時ビックルするくらいうまかったし、価格も今より安かったので毎日のように食べに行っていました。これまた記憶が曖昧ですが、確か500円前後だったような…
牛すき鍋定食でその価格なので、その頃は牛丼はもっと安く食えた気がします。
その当時は立川在住だったので、南口にあるちょっと怖い通り(風俗店、キャバクラ、某事務所などが集結するあのエリア)の吉野家で食ってました。
本日は吉野家に久しぶりに行った事を記念して、広島在住時の吉野家の思い出について書こうと思います。そんな大したもんじゃないですが。
とりあえず広島在住時、吉野家に行ってた頃というと高校生の頃ですね。もしくは卒業して少し経った頃くらいまで。
16〜18歳くらいの時なので、もう19年くらい前の話になりますね。
あの時は牛丼がやたら安かった気がするんですけど、いくらくらいだったかな。
面倒なので調べませんが、高校生の経済力でもおやつ代わりに食えるほど安くなってた時期だったと思います。
この頃はマクドナルドもバカみたいに安い時期で、確かハンバーガー60円、チーズバーガー80円だったと思います。友達と学校帰りにマックに寄ってはセットなんか食わず、単品でバーガー頼んで二個食ってましたよね。四個食う奴もいました。
どういうわけかあの時期はファーストフード業界では価格破壊競争が盛んだったようです。
話を吉野家に戻しますが、実家のある海田町にある吉野家はここ。
↓
ここ以外にあったかな?今はどうか知りませんが、当時はここにしかなかったはずです。31号沿い。自衛隊の近くです。ここはt高校生当時通学路だったということもあり、部活の帰り道に寄って食べたりもしました。部活は一ヶ月でやめたので、それ以降帰りに食うことはなくなりましたが。
そういえばこの吉野家の近くにある同じく31号沿いのガストもやたら行ったな。ドリンクバーと山盛りポテトフライで朝まで友達と騒いでました。
ちなみに実家から吉野家までの距離を調べてみるとこれくらいでした。
結構遠いイメージでしたが意外と近かった。友人と連れ立ってしょっちゅう食いに行ってたんですが、チャリで行くこともありましたが結構な頻度で歩いて行って記憶があります。ヒマだったんだな。
31号線を矢野方面に歩いて行くと、このように吉野家が見えてきます。
ここです。
これはストビューをスクショした画像ですが、なぜか31号線がここまでしか進めなくなってました。なんで?
それではということで逆の矢野方面から海田方面に向けて進んでみると
ここまで行けました。
反対側から駐車場も見れました。
友人のHくんが買ったばかりの原付に乗って牛丼を食べにきたらこの駐車場にめんどくさい先輩がいて、ちょっと乗らせてくれと言われて原付を取られ、急にアクセルをぶんまわすもんだから原付が吹っ飛んで行ってミラーとカウルをブっ壊されるという事件があった、悲しい思い出の駐車場です。
ほんとこの吉野家は暇さえあれば友人たちと食いに行ってました。しかも夜中に。
私が夜中に風呂に入っているとき、もしくは夜中に部屋でゴロゴロしていると窓をノックする音や小石が飛んできたカチンという音。
外を見ると当時毎日のように遊んでいた友人二人が立っており、飯食いに行こうというお誘い。そのまま歩いて31号沿いの吉野家へ。
で、牛丼食ったらひたすらお茶を飲みながら朝までダベるということをしょっちゅうしてました。吉野家のボックス席で。
今考えればクソ迷惑な客ですよね…。まあ深夜から明け方の時間帯なので、客は私たち以外には誰もいないことが多かったですが。
ある日、いつものように牛丼を食い終わってお茶を飲みながらダベっていると、友人が「10円しか持ってないけどどうしても味噌汁が飲みたい」と言い出しました。確か味噌汁は70円だったか?
バカなこと言うんじゃないと俺は金を貸してやろうと財布の中を見るも金がない。
友人は「俺たちはしょっちゅう食いにきている常連客だからきっと大丈夫だ」と意味のわからないことを言い始め、店員さんを呼んで
「すんません、10円しかないんですけど味噌汁を売ってくれませんか。」
と凄まじい交渉をし始めました。
当然「ダメです」と一蹴されましたが
「こんなにしょっちゅう食いにきてるんだからなんとかお願いできませんか」と食い下がる友人。
「いや〜無理ですね」と苦笑いする店員さんに友人は威嚇にも似た目線を送りながら
「わかりました。じゃあ10円ぶんだけ売ってください」
とさらに狂った要求をし始めたので「もうやめようや…」と止め、すみませんでしたと謝って店を出ました。
俺がもし店員でこんな客が来たら提供してやる代わりにまちがいなくツバかハナクソを入れた味噌汁を出します。
大変迷惑をかけるようなことをたくさんしてしまいましたが、しょっちゅう食べに行った懐かしい思い出のある吉野家が今でもまだ健在というのは嬉しい。また友人と食べに行きたいものです。
その時はちゃんとお金を持って行って味噌汁を買ってあげようと思います。
あの店員さんまだいるかなあ。さすがにもういないかな。