中学校の裏門 | 芋やんぐの芋日記

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前回の最後に少し触れたように、こちらは私の母校の中学校裏門です。

 

いいですね(何が?)。

 

 

↓多分ここの辺りに僕の友達が頭を突っ込まさせられた焼却炉があったと思います。

 

 

 

掃除の時間になるとゴミ箱を持って行き、焼却炉担当の生徒にゴミを焼いてもらいました。憧れたなァ、焼却炉当番。

 

当番をやった記憶がないので、校内でゴミを焼くシステムは私が在学中に廃止されたのかもしれません。

 

まあ今思えばバカなガキが山のようにいた学校ですし、分別もせずに適当に色んなもんをぶち込んで焼きまくってたでしょうから、近隣住民の方々や地球環境のことを考えてもそんなゴミ焼き場は廃止して正解だったでしょう。

 

生徒の頭すら焼かれる焼却場ですから。

 

 

 

↓こちらは裏門がある中学校校舎裏側の一本道。

 

 

左側に白い校舎が見えますね。

 

 

校舎。

 

 

授業を受けていると突然外から

 

ビイーン、ビビビビイイーーーン、ブワンブワン、ビビビビビィーーーン

 

とけたたましく改造マフラーの爆音が聞こえてきて、外を見てみると学校をサボったヤツや卒業生のヤンキーの先輩方が盗難原付でこの一本道を行ったり来たりして授業を妨害してくださるなんてことがよくありました。

 

その都度先生が「自習しとれ!」と言い残して下まで駆け下り、原付ヤンキーたちを捕獲せんと奮闘されていました。

 

 

 

あとこの一本道を見て懐かしく思い出されるのが、牛乳爆弾事件のことです。

 

また牛乳かよ。そうです。

 

中2の時だったかな?教室が最上階の4階だったので、ベランダに出るとなかなか見晴らしが良い。裏の一本道も見渡せます。

 

私はベランダから外を眺めながら「ここから牛乳パックを投げたら派手に破裂して面白いんじゃないの」と思い立ち、昼飯の時に余った牛乳パックを4階から裏の道に向けて投げてみたのです。

 

すると高層階より放り投げられた牛乳パックは地面に着弾するやいなや(as soon as)想像以上に派手に爆散し、灰色のアスファルトに白い牛乳が飛び散った様はまるでアート作品のような美しさでした。

 

その日から「俺もやってみたい」という他の友人も数人巻き込み、他の教室も回って余った牛乳をもらってきては、昼休みに4階のベランダから裏の通りめがけて投げまくるというアート活動が始まりました。

 

校舎裏の道は毎日四階から発射される牛乳爆弾でいたるところに白いペイント弾を投げつけられたような跡ができていました。

 

そんなある日、素行のよくない友人(三兄弟・全員少年院入所経験あり)が俺たちのアート活動に着目し

 

わしにもやらしてくれや

 

と言ってきました。こちらとしても仲間が増えるのは嬉しいので「おおええよ、一緒にやろうや」と一緒に牛乳パックを投げました。

 

するとその友人は牛乳爆弾を大層気に入ったらしく、俺以上に投げまくるようになってしまいました。しまいには余り物ではない、誰かの牛乳まで投げ始める始末。

 

すると彼は道路に投げるだけでは飽き足らず標的を求め始め、通行人や道を走る車めがけて投げ始めました。

 

そんなある日、走ってきた車に彼の投げた牛乳パックが命中し、学校に被害者が怒鳴り込んでくるという事件に発展。

 

これをキッカケに楽しいアート活動は終焉を迎えました。

 

普通に道を走ってたら突然車が牛乳まみれになるなんて経験はなかなかないですよね…さぞかし驚かれたことと思います。彼に代わって私がお詫びいたします。すみませんでした。

 

この事件のせいで「誰がやり始めたんだ」ということになり、すぐに俺が始めた活動ということがバレ、後日バケツとデッキブラシを持って道路に染み付いた牛乳の跡を消しに行かされました。

 

なかなか消えなかったな、牛乳…というか全く消えなかった

 

しかしこのストリートビューの画像を見る限り、地面に牛乳が叩きつけられた痕跡は全く見られませんね。

 

あれから20年、時が全てを洗い流してくれたようです。