春の嵐と祓魔師のこと | うっとり日和

春の嵐と祓魔師のこと

弥生も末にさしかかっておりますのに、みぞれ交じりの雨もよい。
「春なのにダウンなんて着たくない!」と駄々を捏ねたのも束の間、
ダウンジャケットにストールをぐるぐる巻き………に、埋もれるような本日。
どちら様にもすっかりご無沙汰のひよりでございます。

前のエントリったら昨年のクリスマスですよ 聖 夜 !
そのあと気を失っておりましたかしら、、もう2010年も1/4が過ぎ去ろうとしています。
と、打ってみてからカレンダーを二度見しました。正気を疑います。。
ツイッタを「一言ブログ」と説明するのにも今やあまり遭遇しなくなりましたが、
一言であっぷあっぷな日々を過ごしておりました。
といっても、相も変わらず公私ともにotaku lifeを謳歌するばかり。

「リア充」というネットスラング(2ちゃんスラングだろうか…)を
皮肉交じり(卑下+羨望する己を認めたくない半笑い)以外で使われる様を見たことはありませんが、
まあこれも私にとってのリアルであり、イヤというほど充実しておりますので
私はいまリア充である」と常に胸を張って言えます。
言わんでいい。


さて、bsrにお熱なのはまだまだまだまだ継続中、
7月にはアニメ二期も始動とのことで余計にそわそわしているわけで、
(往々にして熱しにくく冷めにくい質なので、
いったん好きになるとそれはもうしつこい。蠍座らしいといったらそうなのか……)
春アニメ(とりわけ「荒川アンダーザブリッジ」!)にもわくわくしておるのですが、
さいきんひさしぶりにジャンプに転んだので
これを記しておきたい気持ち。

青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)/加藤 和恵

¥460
Amazon.co.jp

青の祓魔師 2 (ジャンプコミックス)/加藤 和恵

¥460
Amazon.co.jp

青の祓魔師 3 (ジャンプコミックス)/加藤 和恵

¥460
Amazon.co.jp

「ジャンプSQ」で連載中の「青の祓魔師」。
すごくすごくすごく面白いです。
ざっくり言うなら、
祓魔師(エクソシスト)を志す15歳たちの命ギリギリ★スクールデイズ(こんな軽くない…)なのですが、、
主人公・燐の悲愴な決意と度量の大きさ、
その双子の弟・雪男の覚悟と苦悩にきゅんきゅん胸が軋み、
彼らをとりまく面々のあいらしさ………にニコニコしてしまうのです。
展開としては少年漫画のセオリーを踏み外すことなくキングスロードを闊歩していて
強引な端折りもまた少年漫画的とすら言えるんだけど、
見せ場の作り方が、いちいち心にくい。
ここいちばんの決め顔とセリフがすばらしく、いい。
(つまり、一事が万事、作者の思うツボということである。)

こうギャンギャンうるさいタイプの主人公にハマることなんてそうそうないんだけど、
燐のことは、めちゃくちゃカッコイイと思っている。
かっこよくていとしくてたまらない。
燐は己の圧倒的な足りなさを芯から理解していて、でも絶望しない。
強大な力を持っているせいでやさしい手を差し伸べあぐねていた彼が、
その手を振るう術を得るために傷だらけで、でも周囲には「なんてことない」と笑ってみせる。
ああっ……かっこいい………><。

あと、祓魔塾の授業の様子が
それぞれの得意分野がちょっとずつわかってくるのとか、
抜き打ちでテストされたり先生が不穏な気配を漂わせてたり
ハリーポッターのわくわく感を彷彿とさせます^^
女の子ちゃんたちもかっわゆい^^^^
しえみちゃんは双子のどっちといい感じになっても素敵だし
出雲ちゃんのツンデレぶりにはニマニマだし、シュラさんもまだまだいろいろありそうだし。
あと、ガキ大将なビジュアルの坊が真面目な秀才…てゆーのもすごくいい。
へらへらふわふわ女たらしな態を装ってる(?)志摩の活躍を待っている。
子猫丸と志摩が坊をアイドル扱いで、互いを「さん」づけで呼んでるのもすごくかわゆい。
この「なんていい子たち……!」感が今後の展開で切なく料理されてしまうことは
火を見るより明らかなんですけど、Mらしくビクビク楽しみに続きを待ちたい所存です。