- 近代科学を超えて (講談社学術文庫)/村上 陽一郎
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岐れた諸科学は再び集まる
科学の発展の原動力は、
未知のものへの好奇心であったり、
実際的な要求であったり、名誉欲であったり、
種々様々だろう。
だが、その最終的な目標が、
ちょうど医学のそれが「患者のために」あるように、
「人類のために」というところにないのなら、
人類の知的営みとしては、自己破産せざるを得ない。
そして科学は、まさにそこに統合化の視点をもっているはずなのである。
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ゴールがずれれば、どんなに頑張っても、達成はありえませんからね。
しかしながら、医療崩壊が叫ばれる今日この頃は、
この最終的な目標が、曖昧になっていたり、
「患者のため」とは思いつつも、
どうすることが「患者のため」になるのかが、よく分からない状態にあるように思います。
人類にとっての、最終目標は、一体どこになるのか。
それこそ、究極の問いかもしれませんが。