納棺夫日記 (文春文庫)/青木 新門
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仕事柄、火葬場の人や葬儀屋や僧侶たちと会っているうちに、
彼らに致命的な問題があることに気付いた。

というものと常に向かい合っていながら

死から目をそらして仕事をしているのである。

自分の職業を卑下し、携わっているそのことに劣等感を抱きながら

金だけにこだわる姿勢からは、

職業の社会的地位など望むべきもない。


それでいて、社会から白い目で見られることを社会の所為にし、

社会を恨んだりしている。


己の携わっている仕事の本質から目をそらして、

その仕事が成ったり、人から信頼される職業となるはずがない。

嫌な仕事だが金になるから、という発想が原点である限り、

どのような仕事であれ世間から軽蔑され続けるであろう。


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これはそのまま、医療職にも当てはまりそうです。



常に死と向かい合う仕事ながらも、


死から目を反らして仕事をしている、というのは、


難しいけれども、そうならざるを得ない気もします。



とはいえ、それでは、上記にあるように、

仕事に誇りが持てませんし、患者さんに向き合えません。



死と向き合うとは、どういうことか、


今から学んでいかねばならん問題です。








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