女は男のどこを見ているか (ちくま新書)/岩月 謙司
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威厳のある人が智恵者とは限らない




精神的指導者は、

すぐれていればいるほど、理知的な顔はしていないものです。


どこにでもいるような、人の良さそうなオジサンという感じです。


自分を受容し、他者を受容して生きていると

威厳のある風格というよりは、親しみやすい風格になるからです。


人を受け入れる大きな器のある人でなければ、智恵者にはなれません。


これまで繰り返し述べてきましたように、

赤ちゃんにベロベロバーをして受ける人でないと智恵者にはなれません。


人を受容し、人を愛し、

人の幸せを願った者だけが、真の智恵を獲得できるからです。


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器の大きさを計る、一つの物差しとして、


「赤ちゃんにベロベロバーをして受ける人」


というのは面白いですね。



まあ、赤ちゃんにも嫌われてしまうようでは、


精神的指導者にはなれなそうです。

器の大きさとは、


人の喜びも、悲しみも、幸せも、苦しみも、


色々なことを受け止め、願えるだけの心の大きさ。



自分の事だけで一杯一杯で溢れてしまうのでは、


他人の幸せを願うことはできないですからね。



いい意味での余裕や、スキを持ちつつ、


どっしりと、静かに構えていられるような医者になりたいです。











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