- 女は男のどこを見ているか (ちくま新書)/岩月 謙司
- ¥777
- Amazon.co.jp
威厳のある人が智恵者とは限らない
精神的指導者は、
すぐれていればいるほど、理知的な顔はしていないものです。
どこにでもいるような、人の良さそうなオジサンという感じです。
自分を受容し、他者を受容して生きていると、
威厳のある風格というよりは、親しみやすい風格になるからです。
人を受け入れる大きな器のある人でなければ、智恵者にはなれません。
これまで繰り返し述べてきましたように、
赤ちゃんにベロベロバーをして受ける人でないと智恵者にはなれません。
人を受容し、人を愛し、
人の幸せを願った者だけが、真の智恵を獲得できるからです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
器の大きさを計る、一つの物差しとして、
「赤ちゃんにベロベロバーをして受ける人」
というのは面白いですね。
まあ、赤ちゃんにも嫌われてしまうようでは、
精神的指導者にはなれなそうです。
器の大きさとは、
人の喜びも、悲しみも、幸せも、苦しみも、
色々なことを受け止め、願えるだけの心の大きさ。
自分の事だけで一杯一杯で溢れてしまうのでは、
他人の幸せを願うことはできないですからね。
いい意味での余裕や、スキを持ちつつ、
どっしりと、静かに構えていられるような医者になりたいです。