女は男のどこを見ているか (ちくま新書)/岩月 謙司
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つねに非常識が次の時代をつくってきた


ちょっと考えてみれば明らかですが、

科学や技術はもちろんのこと、

私たちの世の中は、常に過去の常識を壊しながら現在に至っています。


非常識なことが次の時代をつくってきたのです。

(ただし、それがいいことだったかどうか、という価値判断は、ここでは問いません)。


保守的な人はどの時代にも圧倒的多数の存在として君臨して、

新しいものの出現を妨害するのです。

何十年かしないと、妨害だったのか智恵のある制止だったのかは、

判断できないことが多いのです。


困ったことに、保守的な常識人は、

妨害しているという自覚はまったくありません

むしろ、いい決断と判断をしたと信じ切っています。

反省もしません。

常識という借り物でものを考えているのに、

人のふんどしで相撲を取っているおのが姿に気がつかないからです。


そういう人が、したり顔で人に説教したがる人です。

自分独自の哲学や美学を持っていないという不安

人を説教マンにさせるのです。

でも、自分独自の哲学がない人ですから、

当たり前のことしか言わないし、

情けないことに、

「そんなことでは世間では通らない」

「世間の人に笑われる」

「世間から批判を受けてしまう」と、

世間の目ばかりを気にした発言をします。


聞いている方がウンザリします。

今どき、中学生でもそれくらいの常識は知っています。

知っていることを重々しく言われてもシラけるだけです。

(中略)


常識人は、人からの批判を恐れて、決断をしない人です。

いえ、恐くて決断できないのです。


自分の責任でモノを言うことが出来ない人です。

自分で責任をとれないは、何かコトが発生したら、

必ず「逃げる男」になります。


いいことが発生すると、自分が関与したと主張しますが、

悪いことが発生すると、要領よく逃げる人です。


あくまでも常識に身をゆだねることでしか人生を考えない人なのです。

そういう意味において、

常識の盲点をついた「金持ち父さん 貧乏父さん」という本は、

たいへん興味深い本です。

私はお金儲けには興味はありませんが、

「幸せ父さん 不幸父さん」あるいは

「常識に惑わされない父さん、常識にすがりつく父さん」

と改題してもいいような内容です。

一読すれば、私たちがいかに常識に惑わされているかがわかります。

常識を参考にして生きるのはいいですが、

常識にすがっていると、人は幸せになれません。


もうお分かりですね、

常識家というのは、実は最後まで責任をとれない人の事なのです。


そして、偉そうなことを言うわりには、

いざというとき、あなたのために一肌脱いでくれない人です。


当然のことながら、こんな人にデカイ仕事はできません。




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「竜馬がゆく」を読んでいると、常識にとらわれない発想の大切さと、


常識を自負する人が、それをつぶそうとするということが、


よく分かります。


常識は、将棋などでいう「定石」みたいなもので、


一応は知っておいた方がいいけれども、


あくまで現場では、臨機応変な対応が必要であり、


一人ひとりの患者さんに対して、


常識と言う名のマニュアルみたいな対応しかできないようでは、


残念です。



自分の頭で考え、自分の人生の問題として受け止め、


一人の人間と、一人の人間との対峙を心がけたいものです。






◆関連記事  金持ち父さん 貧乏父さん(まとめ)


(1)正反対のことを言う 「金持ち父さん」と「貧乏父さん」


(2)人間には二種類ある

(3)恐怖と欲望が仕掛ける人生の罠


(4)感情に支配されず、頭でものを考える

(5)無知が恐怖と欲望を大きくする

(6)鏡を見て 己を知る


(7)忙しい人が一番の怠け者


(8)無知を隠すために傲慢になる














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