- 武士道―人に勝ち、自分に克つ強靭な精神力を鍛える 知的生きかた文庫/新渡戸 稲造
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第三章「義」――武士道の光輝く最高の支柱
「義」は「勇」と並ぶ武士道の双生児である
本章で私たちは、サムライの規範の中で
もっとも厳しい教えを明らかにしよう。
サムライにとって裏取引や不正な行いほどいまわしいものはない。
ある高名な武士〔林子平〕はそれを決断する力と定義して次のように述べている。
「勇は義の相手にて裁断の事也。
道理に任せて決定して猶予せざる心をいふ也。」
また他の武士〔真木和泉守〕はいう。
「士の重んずることは節義なり。
節義はたとへていはば人の体に骨ある如し。
骨なければ首も正しく上にあることを得ず。
手も物を取ることを得ず。足も立つことを得ず。
されば人は才能ありても学問ありても、
節義なければ世に立つことを得ず。
節義あれば不骨不調法にても
士たるだけのことには事欠かぬなり」と。
孟子は 「仁は人の安宅なり、義は人の正路なり」 といった。
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藤原正彦さんが、「国家の品格」や、文芸春秋の「日本国民に告ぐ」 でも紹介されているように、
こういう精神を、今一度、振り返ってみることは大事なことだと思います。
お手本が、日本の中にあるならば、
日本に誇りを持てるきっかけにもなりますし、
一石二鳥ですし。