- 竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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海へ
竜馬艦隊を持つということが、竜馬の尽きない夢であった。
こういう男だが、この点だけは執念ぶかい。
恋に似ている、などという程度のものではない。
男子の志は、簡明直截であるべきだと、竜馬は信じている。
船。
これのみが、生涯の念願である。
船をもち軍艦をもち、艦隊を組み、そしてその偉力を背景に、
幕府を倒して日本に統一国家をつくりあげるのだ。
独創的な討幕方式である。
薩摩の西郷も、長州の桂も、土州の武市もこれは思いうかばないであろう。
人間、好きな道によって世界を切り拓いてゆく。
竜馬はそんな言葉を残している。
船。
ふねに托された竜馬の夢は大きい。
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直截 : ①ためらわず、すぐに裁断を下すこと。
②まわりくどくなく、きっぱりしていること。
医療の道で、
いのちに向き合う医者を目指して、
世界を切り拓いていきたいです!