死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた/大津 秀一

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23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと


●生の意味、死の意味を考える


 さて、先の項で挙げた17歳の彼女は、

「自分の生が、死が、意味あるものでありたいと思う」

と記した。


これは本当のことだ。そして切実なものでもある。

誰もが、自分の生や死が意味あるものであることを願っている。


生が無意味なら、人は死ぬしかなくなる。

死が無意味なら、人の死は無駄死にだと感じる。

だから人は、生と死の意味を求めてやまないのである。

それが無意味であることを恐れている



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生きることに意味がなければ、


延命治療も意味がなく、


安楽死も止める理由もありません。


そして、自殺も。



逆にいえば、


自殺が、12年も連続で3万人を超えるのを止められないのも、


安楽死に反対する理由があいまいなのも、


延命を目的とする医療が、何かやりきれない最期を迎えてしまうのも、


生きることの意味が分からないからなのかもしれません。







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