子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻/吉崎 達郎
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「子どもを診るのって、たいへんじゃないですか?
 泣いてばかりでしゃべってくれないのに。
 よくわかりますね」


と、診察室で聞かれることがあります。


「ええ、毎日子どもを診ていると、次第にわかるようになってくるんですよ」


と答えていますが、


ママたちの「わかる」と、

医師の「わかる」は、少し違うように思います。


医師は子どもの病名、病気の原因、よく効く薬が

すべて「わかる」と思っておられる方が多いのではないでしょうか。



実際のところは、クリアに説明できることばかりではありません。


病名や原因は、時間をあけて何度か診察しないとわからないケースもありますし、

結局よくわからなかった (けれど治った、元気になった)、

ということだってあります。



診察室で、医師がまず判断するのは、子どもの重症度です。

機嫌はよいか、

周囲の大人や物に関心を示すか、

呼吸状態は安定しているか、

顔色はいいか、といったことを素早くチェックします。



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 最近は、「コンビニ受診」などと呼ばれ、

24時間営業の感覚で、親が子どもを夜中に病院に連れてくる、といわれます。


 そんなことをするから、小児科医が疲れ果てて、病院を離れたり、

小児科が閉鎖になったりするんだ、といわれます。

 確かに、時間をわきまえない、非常識な人もあるでしょう。

しかし私は、その一方で、


夜中に子どもが熱を出した、どうしていいかわからない

このまま取り返しのつかないことになったらどうしよう、


不安で不安で、それで夜中に病院に来る人も決して少なくないことを知っています。



「この程度の症状で、夜中に病院に連れてこないでください。

 病院はコンビニと違うんです」


と露骨に言われて傷ついたという親御さんを何人も知っています。



しかし、様子を見ていたら様子を見ていたで、


「どうしてこんなになるまでほうっておいたんですか!」


と責められるのもまた親なのです。


 病院にも確かにプレッシャーがかかっているかもしれませんが、

親御さんは、それ以上のプレッシャーの中で毎日闘っているのです。

 夜中に病院に連れてくるのは、親が不安だからです。


それならば、ただ夜中の受診を問題にするのではなく、

まず正しい知識を伝えて

親御さんに安心と自信を持たせることが必要ではないでしょうか。




医学生のうちに学びたいこと

http://www.10000nen.com/book/HAsho/HAsho_hajimeni.htm



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  病気の見通しを知り、

     安心して子供のケアを



確かに子どもにはスゴイ回復力がありますが、

周囲の人たちのサポートは欠かせません。

中でも、ママやパパの役割は大きいのです。



ところが残念なことには、

「早く治ってほしい」の思いがあっても

何が子どもにとって一番よいのかがわかりません。


このままでよいのか、


それとも何かしなければならないのか。


それがわからないから不安になるのです。


このあと、どういう症状が出て、熱は何日くらい続いて、

水分が取れていれば家で休ませていて大丈夫、

などということがわかれば、

安心できると思います。




引用ここまで

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この本、勉強になりますねぇ。


小児科も考えてみようかな。




このままで大丈夫なんだろうか?


という、見通しがつかない、どうなるか分からない不安に、


正確な知識を身につけて、


患者さん(子供さんと親御さん)の不安に向き合えるような医者を目指したいです。




辛くて、苦しいうえに、


お先も真っ暗では、苦しさ倍増ですよね。



患者さんは「不安」でおられることを心がけるのは、


とても大切なことだと思いました。









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