生命学をひらく 自分と向きあう「いのち」の思想/森岡 正博
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前回の続き

( 「これからどうなるんでしょう」 の問いにどう答えるか)


今のところ看護婦さんやお医者さんは、

きちんと答えられないのが普通です


なぜでしょう。


ひとつは大学で、そういうことについて教えていないからです。

いまの医学教育は、

患者さんがそういう悩みを訴えたときにはどうすればいいかということを、

取り組みは少しずつ始まっていますが、

やっぱりきちんとは教えていないのです。


なぜ教えていないかというと、

大学の先生自身、それをどう教えていいかわからないからです。


今の大学の先生が何を学んで先生になったかを考えてみると、

人のこころの問題なんて教わっていない。

医療の専門のことだけを教わって、先生になったのです。


あなたたちには、医学部や看護学部、リハビリテーションの学部などに入って

夢を叶えてほしいと思います。


しかしそのとき大事なのは、

あなたたちが将来直面する問題について

大学では教えてくれないということです。


重い病気や、重い障害や、死、あるいは老いに直面した患者さんの、

こころからの訴えを受けたときに、

どうすればいいのかは、教えてもらえません。


でも、あなたたちが現場に出れば、まずその問題にぶつかります。


それを大学で学ぼうと思っても、いまの大学ではまず無理だから、

いまからあなたたちなりに考えておいてほしい。



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授業でも、確かに少しやりましたが、

学生の意見を述べさせて、それで終わってしまった感じ。


「考える場を設けるから、それぞれが一度考えてみてね」



かといって、学生同士で続きが出来るかと言うと、

そんな簡単なことではないですし。


仲間を見つけるのが、まず難しい。。。


やはり、自分で学ぶしかない


そして、一人でも多くの人と共有できれば、とも思います。






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