「簡潔かつ印象的に話す事は、才能の問題ではない。練習するか、どうかに、すべてはかかっている」


本書をまとめると、「1分で大切なことを伝える」ためには、キーワードを選択し、再構成して、つなぐ。この技術は、話す・書く・読む・聞くときに役立つ、ということが述べられています。


1分で大切なことを伝える練習

1、「問い」を立てる、ポイントを「3つ」入れる、「答え」で着地する。

2、密度上げる。「話しておきたいキーワード」を紙にラインナップする、最重要なキーワードを入れ、「決めフレーズ」(話の要約や最重要フレーズの繰り返し)をつくる。

3、話の質を向上させる。技術に関するチェック「具体例はあったか」、「キーコンセプトは入れたか」、「わかりやすく、相手の経験に沿うような話ができたか」など。効果に関するチェック、「心を動かせたか」、「相手の方から提言や質問があったか」、「次につながったか」などを意識する。


本を読む時や人の話を聞く時は、「キーワードは何か」、「ポイントは何か」と意識し、確認しながら、内容を「第三者に的確に伝える」ことを前提にする。すなわち、「インプットする時点でアウトプットを意識する」。


「アイディアや企画」というものは、一見つながらない情報をつなげることから生まれる。」