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世界最強の商人
オグ・マンディーノ
以下、ハイライトした文章を中心にまとめてみました。
本物の富とは心の豊かさであって、財布の中身ではない
金持ちになることだけを望んではならない。
金持ちになるためだけに働いてはならない。
その代わりに、幸せになるために努力しなさい。
愛し、愛されるために努力しなさい。
そして最も重要なことは、心の平和と平安を得るために努力することだ
成功するためには障害はつきものだ。
勝利は多くの努力と数え切れないほどの敗北の後にしかやってこないからだ。
試みて失敗したとしても恥ずかしく思うことはない。
失敗しない人はいないからだ。
失敗しないのは、試みない人間だけだ
「もし、成功しようとする決意が十分に固ければ、失敗することはない」
巻物の第1巻
時は永遠に生きる者にはすべてを教えてくれるが、残念ながら私は永遠には生きられない。
私は忍耐という能力を発揮しなければならない。
なぜならば、自然はすぐには答えを出してくれないからだ。
経験は我々に多くのことを教えてくれるが、その教え方は人生の貴重な時間を無駄に食い尽くしてしまう。
ゆえに、その特別な知恵を学ぶために必要な時間の長さを考えると、経験による教えはそれほど価値があるとはいえない。
死を目前にしてわかっても、それは無駄になるだけだ。
原理原則だけが長続きする。
彼らが私に教えるのは、いかにして成功するかよりも、いかにして失敗を防ぐか、ということだ。
なぜならば、成功とは人の気持ちのあり方に他ならないからだ。
千人の賢者に「成功とは何か」と聞いてみれば、千通りの答えが返ってくるだろう。
しかし、失敗に関してはその定義はただ一つだけである。
すなわち、「失敗とは、それが何であれ、その人生の目的に到達できないこと」なのだ。
実は、失敗者と成功者の間にあるたった一つの違いは「習慣」の違いだ。
良い習慣はあらゆる成功の鍵である。
それゆえ、他のすべてに優先して私が従う第1の法則は、「私は良い習慣を身につけ、その奴隷になる」というものだ。
私の行動は、食欲、情熱、偏見、貪欲、愛、恐怖、環境、習慣によって規制されている。
それらの中で最も手におえない暴君が習慣だ。
習慣は別の習慣によってのみ変えることができる、というのがもう一つの自然の法則なのだ。
巻物の第2巻
私は今日という日を心からの愛をもって迎えよう。
なぜならば、愛はいかなる事業においても成功に導く最大の秘密だからだ。
たとえ世界中のあらゆる知識や技術を持っていようと、愛がなければ私は失敗するだろう。
巻物の第3巻
私は成功するまでがんばりぬく。
毎日、人生によって試されていると知っておこう。
あきらめずに何度も試み続け、前に出て闘い続ければ、私は絶対に成功するだろう。
小さな行為も繰り返し行われれば、どんな仕事でも完成させることを知っているからだ。
私は過ぎ去った日のことは、良いことであれ悪いことであれ、すべて忘れよう。
そして今日こそが人生の最高の日になるように、新しい日の出を自信をもって迎えよう。
巻物の第4巻
私はこの大自然最大の奇蹟だ。
有史以来、・・・私の以前にも、現在も、未来にも、私のように歩き、話し、動き、考える人はいない。
・・・私は唯一かけがえのない存在なのだ。
今日から、私はこの「違い」という利点を利用しよう。
なぜならば、この利点こそが私が最大限に活用すべき財産だからだ。
私はこの地球に偶然に生まれたのではない。
私はここに目的を持って生まれてきたのだ。
その目的とは偉大なる山のように大きく成長することだ。
巻物の第5巻
私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう。
昨日の朝日を迎えた人の中には、今日は生きていない人もいることを思って、私は生きている喜びに胸をたたいて感謝する。
私は本当に幸運な人間であり、今日の時間は法外なボーナスだ。
私よりずっとよくやっていた人たちが死んでしまったのに、なぜ私はもう一日余分に生かされたのだろうか?
彼らはもう目的をなし終えたのに、私はまだなし終えていないということなのだろうか? 私がなろうとしている人間になるために、もう一度チャンスが与えられたということなのだろうか?
これは私が一段と成長するために与えられた特別の日なのだろうか?
私にはたった一つの人生しかない。
そして、人生とは時間で計られるものにすぎない。
もし、私が今日を無駄にすれば、私は人生の最後のページを台無しにする。
だから、私は今日の時間を大切にしよう。
今日の時間は決してもどってこないからだ。
時間は、今日、銀行にあずけて、明日、引き出して使うことができるものではない。
今日の一瞬、一瞬を私は両手で受け止め、愛を持って抱きしめよう。
なぜならば、その価値はお金を超越しているからだ。
死にそうな男が彼の持つすべての金をさしだしたとしても、一呼吸する時間さえ買うことはできない。
これからの時間にどれだけの値をつけられるだろうか?
それは値のつけられぬほど貴重なものなのだ!
今日なすべきことは今日のうちにしてしまおう。
今日、私は幼い子供を可愛がろう。
明日、彼らは巣立ってゆくだろう。
私もいなくなるだろう。
今日、私は困っている友達を助けよう。
明日になれば、彼は助けを求めてこないだろう。
私も彼の叫びが聞こえないだろう。
今日、私は身を粉にして働こう。
明日、私には与えるものがなく、受け取ってくれる人もいないのだから。
そしてもし、今日が最後の日ではなく、明日も生きていられたならば、私はひざまずいて神に感謝しよう。
巻物の第6巻
今日、私は自分の感情の主人になる
弱者とは、自分の感情が行動を支配するのを許す人のことである。
強者とは、自分の行動によって感情を支配する人のことである。
もし、貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。
もし、能力に自信をなくしたら、過去の成功例を思い出そう。
もし、卑屈になっていたら、自分の目標を思い出そう。
もし、自分が全能だと感じたら、風が止められるかどうか試してみよう。
もし、巨万の富を得たら、飢えた人がいることを思い出そう。
私は一度だけの出会いで人を判断しないようにしよう。
今日会ったときに憎しみを示した相手を、明日、必ず訪ねよう。
今日の彼は黄金の馬車が1ペニーだとしても買わないだろうが、明日の彼は自分の家を一本の苗木と交換するかもしれない。
巻物の第7巻
私は世間を笑おう。
あらゆる生物の中で、笑うことができるのは人間だけだ。
私は、何にも増して自分自身を笑おう。
なぜならば、あまりにも自分を重要だと考えている人間ほど、滑稽なものはないからだ。
では、私を傷つけ、涙を流させ、思わず呪ってしまうような人や出来事に遭遇したとき、私はどうやって笑顔を保つことができるだろうか?
そんな場合、私を救う魔法の言葉がある。
「これもまた過ぎ去ってゆく」
心が締め付けられるような悩みの中にいるときも、私は「これもまた過ぎ去ってゆく」と言って自分を慰める。
あのピラミッドを建設した人たちは今どこにいるのだろう?
もし、すべてのものが過ぎ去ってゆくのであれば、なぜ今日のささいなことを思いわずらう必要があるだろうか?
私は幸せになる。
私は成功する。
私は世界最強の商人になる。
巻物の第8巻
今日、私は自分の価値を100倍にする。
私は麦の一粒に似ている。
麦には3種類の未来がある。
一つ目は、袋に詰められ、豚小屋に投げ込まれ、豚のえさになる。
2番目は、粉に挽かれ、焼かれて、パンになる。
3番目は、土にまかれて芽を出し、成長して金色の穂になって、一粒の麦から幾千粒もの麦を作り出す。
私は麦の一粒に似ているが一つだけ違いがある。
麦は豚のえさになるか、パンになるか、種として植えられるか、その運命を自分で選ぶことができないが、私には選択の自由がある。
身体と心を大切にして、夢を実現しなければならない。
ではどのようにこれを達成したらよいのだろうか?
まず、私は今日の目標を設定してから今週の目標、今月の目標、今年の目標を次々に設定し、最後に人生の目標を設定する。
私は人生の目的を持つ必要がある。
人生の目標を設定するには、過去の最高の業績を考慮して、それを100倍にしよう。
これが将来の私の生き方の基準になる。
目標が高すぎると心配する必要はない。
なぜならば、月をねらって投げた槍が外れて鷲に当たるほうが、鷲をねらって岩に当たるよりもずっといいからだ。
昨日成し遂げたことより、今日はさらにすばらしい業績を残そう。
今日は全力をつくして、今日の山の最高地点まで登ろう。
しかし、明日は今日よりももっと高く登ろう。
他人の業績を超えることは重要ではない。
自分自身の業績を超えることがすべてなのだ。
私は目標が達成されたら、すぐにより高い目標を設定する。
巻物の第9巻
私の夢は無価値だ。
私の計画はゴミだ。
私の目標は無駄だ。
どれもみな、行動が伴わなければまったく無価値なのだ。
私は今、行動する。
私の行動を引き止め、遅らせるものは、恐怖心から生まれる。
どんなに勇気のある人でも、心の奥底にはこの恐怖心があるのを、私は知っている。
恐怖心を克服するには「ためらわずに、今直ちに行動する」ことだ。
今日から私はホタルの生き方を教訓としよう。
ホタルは羽を広げ、行動しているときだけ光っている。
私もホタルのようになろう。
何も行動せずにもがいているよりは、行動して失敗するほうがまだましだからだ。
幸せは実際のところ、行動によってもぎ取れる果実ではないかもしれない。
しかし、行動がなければ、すべての果実はつるについたまま腐ってしまうだろう。
市場で私の価値を決めるものは私の行動による結果だけだ。
明日は怠け者が仕事を予約した日だ。
明日は失敗者が成功する日だ。
成功は私を待ってはくれない。
私がぐずぐずしていたら、彼女は他の男と婚約してしまうだろう。
そして、私は永久に彼女を失ってしまうだろう。
巻物の第10巻
自然の偉大な神秘を認めるためには、私の人生が特別な宗教心にあふれている必要はない。 これから先、私は祈ろう。
しかし、私の祈りは、お導きくださいという祈りだけだ。
私は世間の物質的なものを求めて祈りはしない。
私は黄金や愛や健康や、ささやかな勝利や、名声や、成功や、幸せをくださいと求めはしない。
私は導きだけを求めて祈る。
これらのものを手に入れる方法を示してくださいと祈るのだ。
以上、
この本は、人生の成功原理と真実をものがたり形式で、わかりやすく書かれたものです。
営業に携わる人のみではなく、より豊かに人生をしたいと望む方におすすめです。
詳細は、書籍をご覧ください。
オグ・マンディーノ
1923年米国生まれ。
1942年陸軍航空隊入隊。第二次世界大戦後は貧しくアルコール依存となり結婚生活も破綻。ある日、図書館で成功哲学の巨匠たちの本と出会い開眼。保険会社で成功し65年に雑誌編集者となり、68年初の著書『世界最強の商人』が世界25ヶ国語に翻訳され大ヒット
翻訳 山川 紘矢、山川 亜希子
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