料理で子育て! 第1話その4 「驚きの打ち手をする:揉むだけ簡単!やみつきチキン編」
みなさん、こんにちは!ゆーいちですこの前、定期的に行っている歯医者に行ったんです。その時の話をします。その日は花粉なのか黄砂なのか、鼻詰まりがひどく集中力が欠けていました。順番が来て、椅子に座ると、歯科衛生士の人から「口をゆすいでください」と言われました。ぼーっとしたまま水の入ったカップを手に取ると、なぜかそのまま飲み干しました(笑)。人って面白いですよね。集中力が切れると、普段ならしないだろう行動をしてしまうのですから。これも心理に関心を持つ、一つの要素ですね。みなさんは、飲んだことありますか?さ、今回は第1話その4。内容は「打ち手」です。笑前回は見立ての「観察する」に焦点を当てました。みなさんは、お子さんの変化が生じたタイミングをしっかり観察できましたか?いつもより少し観察することを意識をするだけでも、お子さんの状態を、普段とは異なる視点から捉えられるようになったのではないでしょうか?もしそうではなかったとしても、大丈夫ですよ!打ち手では打ち手に関してです。少し説明します。「打ち手」とは、見立てに基づいて、大人が子供たちへとるアクションのことを指します。アクションと一言で書いていますが、アクションにはあらゆるものが存在します。声がけをすることも一つのアクションですし、頷くこともアクション、さらに意図的に何もしないのもアクションです。みなさん、普段の自身の打ち手を振り返ってみてください。意外とお子さんに対して、同じ打ち手をいつも行っている可能性はありませんか?よく、お子さんとの関係で変化が生じてこない時(良くも悪くも)に、原因の「なぜ」がなんとなく思いつくことはありますよね。ただ同時に、そこからの打ち手が同じになってしまうこともよく起きてきます。打ち手が同じになってしまうと、その後のお子さんの反応が毎度同じになってしまうので、関係が変わらないということが結構あります。ですので、打ち手のバリエーションを増やしてゆくこと、それもお子さんに合うものを選択してゆくことが重要になってきます!前回の見立てでは料理の始まりを切り抜きました。『料理で子育て 第1話その3 「見立てをする:揉むだけ簡単!やみつきチキン編」』みなさん、こんにちは!ゆーいちです今回も海外留学中の話をちょっとだけ。私がアメリカにいた時は、日々勉強に追われていました。それについては、楽しいとしんどい…ameblo.jpその際の観察から得た情報対し、どのような打ち手があるのか考察をしてみましょう。打ち手の実施前回、「一緒に料理しよう」(違う言葉でもアリですよ)などと声をかける、始まりの部分を切り抜きました。ここから考えられる、お子さんの状態(想定できる状態はたくさんあります)と、それへの打ち手について考えてみますね。もしかすると、「一緒に料理しよう」と声をかけた時に、お子さんは不意を突かれて、「なんで?」と声を発してきたりしたかもしれません。であるならば、打ち手としては何があるでしょう。いつもなら、「嫌ならいいよ」と答えてしまっているかもしれませんね。では、他にどのような例があるでしょうか。例えば、「なんで?」と声を発してきた時に、驚いた状態で、表情が嫌そうだったと想定します。この想定下で皆さんが次にすることは、打ち手を考える軸となる要素を選ぶことです。要素というのは、言語情報か非言語情報か、感情か行動か、などです。今回はその中の驚いた(正確には「驚いているように見えた」)という感情の状態の要素に焦点を当ててみます。追記ですが、見立てはあくまでも予測です。お子さんから、その驚きの感情を受け取り、その後の打ち手を考える軸としてゆきます。つまり、驚きの感情を、打ち手を考える軸として使うということになります。感情に対する打ち手としては、みなさんならどのような打ち手が思いつきますか?一つの例としては、同じ感情でアプローチすることが一つの打ち手になりそうです。なので、みなさんがこの瞬間に実施する打ち手は、みなさんも一緒に驚いて(お子さんに反応して)「一緒にやろうよ(その他の言葉でもアリです)」などと声をかけるアクションをすることです。もう一度だけ書いておきますね。アクションは声を発することだけではありません。一緒に驚く(反応する)も、「一緒にやろうよ」と声をかけることも、視線を送ることも、どれもアクションです。このように驚きの感情をシンクロさせることで、お子さんはみなさんに惹きつけられる可能性が高まります。つまり、少し前のめりに、みなさんの方にお子さんの意識が向いてくる可能性があります。今回はここまでです。またまた、不完全燃焼感がありそうですね。笑ただ、一度実施してみるのはアリかと思います!打ち手を実施した後は、その打ち手によって、お子さんのどんな反応が引き出されたのかを再度観察し、そして再度見立てをしてゆきます。基本的にはこの繰り返しになります。そう、見立てと打ち手はセットです。瞬間瞬間で見立てと打ち手はどんどん変化してゆきます。是非、そのスピード感に対して自覚的になっていただければと思います!今回の打ち手は沢山のうちのほんの一つです。打ち手に関しても、まだまだ膨らんでいきますよ。では、次回は栄養学についてです。なぜ栄養学?と思うかもしれませんが、料理で子育てをするのですから、栄養がどのように子育てに役立つのかも知っておくのもの良きです!お楽しみに!ゆーいち