ヨガの教えの「してはいけないこと」と「するとよいこと」を、
ヤマ・ニヤマと言うそうです。
5000年前からある古い教えだから、
現代の生活の中ではとても守れないものだったり、あるいは
現代では既に守ることが常識になっているような内容だったりするのではないか
と、どこかで思っていました。
ヨグマタさんはヨガの修行の「サマディ」という段階に到達された方なので、
言わば、お釈迦様と同じ視点で世の中を見ているということです。
その視点から改めてヤマ・ニヤマを解説してくださっている本があります。
読んでみての感想は、
現代の生活をしながらでも、ヒマラヤの空のように
自分を磨くためのポイントが分かる、というのは
とてもホッとすることだなぁ
という感じでした。
私は、「自分を磨きたい」というよりは、
知らないうちに良くない行いをして運命の歯車が狂うのが怖い、という思いの方が強いのですが...
久しぶりに読んだところ、今回は
アスティア -不盗- 「欲望から、無知から、盗むことを止める」
の章で新たな発見がありました。
SNSでのなりすまし、乗っ取りも盗みのひとつ
(例え実害がなくても、良くない行いなのですね)
商標登録などで守ることも過剰にならず、快くシェアする気持ちも大切
人の気持ちも、盗む盗まれるというのが悩みの種になる
(例えば、誰かひとりだけが褒められて周囲に妬まれるなど)
妬んでしまいがちな人は、心の執着をとり純粋になること
妬まれやすい人は、自分の深いところのエゴに気づきましょう
奪わないだけでなく、愛を使い、育み、無限の愛を増やしていくことが大事
20ページくらい、たっぷりと
ヨグマタさんが、優しく分かりやすく解説してくれています。
「ヨガの基本にして究極」(帯より)
ぜひ読んでみてください。
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