――投資は備えである。

 

これをモットーとしておりますので、将来お金が必要になった際に、まとまった資金を引き出せる投資を心がけてください。

今は株高でほとんどの投資家が潤っているかと思いますが、病気や失業等で本当にお金がない時に、金がないのは論外です。

金は必要な時にあってこそ、価値があるものですので、そこを想定して投資しましょう。

 

 

 

 

 12月から日経平均株価は上昇を続けており、ほぼ全ての業種が恩恵を受けております。ただ、一部の業種は下落が目立ってきているため、今回は下落業種の非鉄金属分野を研究して参りたいと思います。

 まず、下落の要因ですが、非鉄金属系の企業株はコロナショック期間中に買われていた銘柄であり、買われすぎていた銘柄でもありました。資源価格の上昇もあり、2023年の決算には過去最高額の配当金を出す企業が多くあったのですが、近年は資源価格の下落や円安の影響を受けて、決算の下方修正や配当金の減配が予想されております。

 

つまり、コロナショックで高騰した銘柄がここ最近は人気を失って、安くなっているという事です。

 

 非鉄金属分野の企業への投資の良いところは、一つの企業に投資することで、金や銀、銅など複数の資源への投資が可能な事です。近年は個人で金を持つ人が増えておりますが、リスク回避の視点から考えますと、金だけでなく、多くの資源を持っていた方が資産の防衛には繋がりやすいです。

 何より、安価時で購入できれば、経済不況に対して強い切り札となりますし、好景気の際には安定した上昇を期待できます。

 

 

 

 個人的に注目している企業を紹介します。

三菱マテリアル(5711)

 →近年買われていた銘柄になりますので、直近は下落傾向にあります。

  

私の判断:中・長期投資枠・リスクヘッジ枠で、少しずつ買っていく予定です。

 

 

住友金属鉱山(5713)

 →コロナ不況時は取引量が多い銘柄でしたが、ここ最近は低迷中です。

 私の判断:4000円は割高であり、3500円までは様子見。

 

 

東邦亜鉛(5707)

 →中国の景気悪化を懸念して、株価は下落傾向です。

 

 私の判断:中国の経済状況を見て判断します。中国経済が盛り返すなら、短期的に買います。