2023年 5月 31日(水)
1.GEM FOREXがぶっ飛んだ日
2023年5月31日(水)にニュージーランドを本拠地としているGEM FOREXがサービス停止。しかも前日には
資金を得るべく、100%ボーナスの入金キャンペーンを実施していた。
ふと気になったので金融ライセンスをチェック。
所持しているのは、同国内の
①FMA ニュージーランド金融庁が発行
②FSP ニュージーランド証券投資委員会が発行
そして三つ目は
③FSC モーリシャス金融庁が発行
いずれにしても信頼性は高くなく
GEMFOREXの安全性自体に難ありだ。
海外FXの中でもEXNESSは分別管理に分類
怪しい業者が多い中
Exnessのグループ会社が取得している金融ライセンスは、「審査が厳しく取得難易度が高いライセンス」との事。
取得ライセンスは以下
①CySEC キプロス証券取引委員会
②FSA セーシェル共和国金融庁
③FSC 英領バージン諸島金融サービス
④FSCA 金融業界行為監督機構
⑤CMA ケニア資本市場庁 など
特に、①のキプロス証券取引委員会のライセンスは
・新規ユーザーによる口座開設ではレバレッジを50倍に規制
・取引量に応じたボーナス提供の禁止
・ユーザー保護を目的としたゼロカットシステムの導入義務
・出金要請がある場合、翌日までに完了させること
・ICF(投資家補償基金)への加入義務
ICF(Investor Compensation Fund)とは?
運営資金とユーザー資産の分別管理義務のことで
FX業者が破綻した場合に、その業者に代わって利用者へ資産を保証する機関のこと。
FX業者の利用者はICFへ請求することによって、最大2万ユーロ(約270万円)まで補償してもらえる。
CySECを取得しているFX業者なら、仮に破産したとしても、ICFを通じて最大2万ユーロ(約270万円)まで保証してもらえるということだ。
他にも「ゼロカットの導入義務」や「出金要請の翌日までに完了させる」などの規制があるので、資金面において安全性が高い金融ライセンスと言える。
常に利益分は出金し、口座には約270万円以下にしておく事で、不利益を被ることは最大限抑えられる。