前回、薬の恐さで紹介した
リリカカプセルとトラムセット
この薬を飲んで以降、左股関節の激痛と両脚のむくみ（特に左）が
ひどくなった
この薬以外にもこの症状の原因はあるだろう
ただ、この異様なむくみ具合、私は糖尿病由来が大きいんじゃないかなぁ
と思っていた。
最初は救急外来で整形外科へ
レントゲンを撮り、骨に異常が見られないため整形の範ちゅうでないことを伝えられ、他の科の診断を勧められた。
そして、日中の一般外来診断にいくと、一人の看護師
がむくみの状態を見て、
「これは糖尿病由来ではないと思う」
といった判断から消化器内科へ行くことになる。
そこで血液検査を行うが、異常が先生に判断がつかずにもう一度整形外科でのMRI診断へと進む。
MRIの結果はその数日後
その間にさらにむくみが強くなり、足がパンパンになったので
やはりということで、いつも糖尿病でお世話になっている先生のもとへ診断をお願いに行った。
結果は検査入院
診断では血液検査に加えて尿検査も行っていた。
その尿検査で栄養状態の悪さが指摘された
むくみも異常なので詳しい検査と経過観察
が必要になった
肝硬変による肝機能の低下、無理な運動、悪い栄養状態、合わない薬
様々な要因が重なったのだろう
けれど、私が糖尿病由来じゃないかなと怪しんだむくみ
看護師はなぜ見立てを間違ったのだろう
そして他の科の先生方
科が異なる病気は、あまり見たり勉強はしないのだろうか
糖尿病は今やとてもメジャーな病気となっているし、様々な症状も写真や文で紹介されている
看護師の見立ての正確さや、ちょっとした起点がきけば．．．
そして他の科の先生に幅広い知識があったのなら．．．
浅くても幅広い知識を持ったトータルな専門医・看護師が24時間常に病院に配置される環境があれば．．．
このような見た手違いは減り、早期発見につながるはず
見た手違いは、ともすれば命の危険につながります
国と医療機関のスピーディーで時間をかけた対策が求められます