肝臓がん 糖尿病 アルコール依存症と向き合います

肝臓がん 糖尿病 アルコール依存症と向き合います

このブログは親の病気体験をもとにガン、糖尿病、アルコール依存症について語ります。
この病気を未然に防ぐために、そして既に患者の方のお役に立つために日々の発見や思いを発信します。
この病気の認知が広がり、情報が広く共有されることを心から願います。

Amebaでブログを始めよう!

前回、薬の恐さで紹介した

リリカカプセルトラムセット


この薬を飲んで以降、左股関節の激痛両脚のむくみ(特に左)

ひどくなったしょぼん

この薬以外にもこの症状の原因はあるだろう

ただ、この異様なむくみ具合、私は糖尿病由来が大きいんじゃないかなぁはてなマークと思っていた。


最初は救急外来で整形外科病院

レントゲンを撮り、骨に異常が見られないため整形の範ちゅうでないことを伝えられ、他の科の診断を勧められた。


そして、日中の一般外来診断病院にいくと、一人の看護師女の子がむくみの状態を見て、


「これは糖尿病由来ではないと思う


といった判断から消化器内科へ行くことになる。

そこで血液検査を行うが、異常が先生に判断がつかずにもう一度整形外科でのMRI診断へと進む。


MRIの結果はその数日後

その間にさらにむくみが強くなり、足がパンパンになったので

やはりということで、いつも糖尿病でお世話になっている先生のもとへ診断をお願いに行った。


結果は検査入院ビックリマーク

診断では血液検査に加えて尿検査も行っていた。

その尿検査で栄養状態の悪さが指摘された

むくみも異常なので詳しい検査と経過観察目が必要になった


肝硬変による肝機能の低下、無理な運動、悪い栄養状態、合わない薬

様々な要因が重なったのだろう


けれど、私が糖尿病由来じゃないかなはてなマークと怪しんだむくみ

看護師女の子はなぜ見立てを間違ったのだろうはてなマーク


そして他の科の先生方

科が異なる病気は、あまり見たり勉強はしないのだろうかはてなマーク

糖尿病は今やとてもメジャーな病気となっているし、様々な症状も写真や文で紹介されている


看護師女の子の見立ての正確さや、ちょっとした起点がきけば...

そして他の科の先生に幅広い知識があったのなら...

浅くても幅広い知識を持ったトータルな専門医・看護師が24時間常に病院病院に配置される環境があれば...


このような見た手違いは減り、早期発見につながるはず

見た手違いは、ともすれば命の危険につながります

国と医療機関病院のスピーディーで時間をかけた対策が求められますヒヨコ

只今、親女の子フラフラ脱力状態ガーン

そして、先日の血液検査では新しくCK(クレアチンキナーゼ)という値の上昇が見られました。


CKは主に筋肉の中に存在する酵素だそうです。

筋肉が炎症したり壊れたりすると、その値が上昇右上矢印

だから、病気でない人も運動すれば値が上昇するみたい本


親は運動もしてないのにCK異常値ビックリマーク


さあ、このフラフラCKの異常

最近、新しい薬を飲み始めていて、それが怪しすぎるー


世の中に販売され始めて、まだまもない2つの薬


リリカカプセル

トラムセット


リリカカプセル副作用は非常にたくさんあって、私から見たら、その副作用が出る確率はとても高い目

その一つにありました...CKの上昇

しかも重大な副作用の項目にビックリマーク

よく見られる主な副作用にはめまいがあって、このめまい注意力障害がフラフラの原因につながっているのは否めなさそうメモ


このリリカカプセル神経系に作用する薬。このブログのひとつ前、「新しい断酒剤」の項で神経系の薬の強さへの不安を書いていましたメモが、これはまさに該当した一つの形ビックリマーク

神経系への薬は要注意です。


もう一つのトラムセット

飲むにあたって注意事項はもちろん幾つかあって、副作用がこれも多いひらめき電球

何よりビックリなのは処方に適さないケースの一つに親が当てはまっていることーガーン


お医者さん...、大丈夫ですかはてなマーク

どうしちゃったのはてなマーク

本人とか家族の悲しさ、苦しみや、むなしさってきっと分からないんだろうなー


なんで自分たちで調べて、「この薬おかしいんじゃない?」っていう状況が生まれているんだろうはてなマーク

お医者さんは患者の今持っている諸症状と薬の適合性を確かめて処方しているのかなはてなマーク


私は7~8年前から、こんなケースによく遭遇するのだけど、薬についてもっと知識を深めたり、興味を持ったほうがいいと思うよーわんわん

そして、薬剤師さんとの連携、情報共有を強めないと、こんなへんてこなケースが終わりなく続いていきますよ走る人


これまでの鎮痛薬と比べて、痛みを緩和する機構が異なる優位性を持つ利点はあるものの、

これだけ副作用があって、世間でもこれが割と話題になっていて、それでもなおかつ優先的に処方されるのは「製薬会社とのあれこれ」が見え隠れして嫌な感じーと感じているのは私だけかなぁ...

新薬だし...ヒヨコ


この二つのお薬、処方されていて体に違和感があるなぁ...と感じていたら、すぐお医者さん病院に相談なさってくださいね。

適切な病気に適切なお薬が処方される精度が上がることを願って

半月ほど前、新しいタイプの断酒補助剤が発売になったひらめき電球

日本新薬(京都)レグテクト錠333mg


中枢神経系に作用して、お酒お酒を飲みたいという意欲そのものを抑える効果をもつ治療薬ということです本


これはドイツの製薬会社が開発メガネし、これまでも世界では販売されていました。


これまでの断酒剤は飲んだ人の体質を一時的に下戸に変えて、少量の飲酒お酒でも頭痛や吐き気を起こしやすくするもの。

親も何回か飲んだことはあったけれど、継続することはなかった。

体に合わなかったのか、服用がしんどかったのか...。


新しい断酒剤

これまでの薬よりも使い勝手が良く、アルコール依存症で悩む人の希望になることを願うばかりですペンギン


新しいタイプの薬は中枢神経系に作用することから、効き目が強そうなイメージ目が個人的に想像されます。

そんなとき心配なのが副作用

効きすぎてしまうがゆえの悪い作用、そして、薬そのものが持つ副作用


服用して心や体の状態に違和感を感じたとき、周りの人女の子が見て変だと感じたときはすぐに服用をやめてお医者さんに相談しましょう病院

違和感を感じたまま飲み続けることで深刻な事態を引き起こしかねませんビックリマーク


多くの人は薬局で市販されているような薬、病院でも汎用な病気に対する薬しか服用しないので、薬の恐さは分かりにくいわんわん


私は病院で処方される薬で体も心も崩壊していく様、また、障害者となってしまった方を見てきています目


薬は決め手の治療となる反面、悪さを起こす場合もあること

その知識を常に心のどこかに置いておくこと、重要ですヒヨコ

肝臓がん糖尿病からでる症状はとてもやっかいです。

だけど、それと同じくやっかいなのが一生、薬が必要なこと病院


薬が必要なくなった、もちろんそんな奇跡的なお話もあります。

けれど、大部分の人は必要です。


軽い病気

これは一時的な薬の服用で終わります。

だけど、肝臓がん糖尿病は違う


機能を失った肝臓、糖尿病となった体、今の医療では元に戻りませんわんわん

だから、薬が必要


この薬、安くありません

タバコ、お酒、それと同じ、もしかしたらそれ以上の出費しょぼん


これが意識づくのは病気になった後

肝臓がん糖尿病になる前は考えもしないし、イメージもわかないでしょうひらめき電球


薬を飲み続ける本人も辛いですショック!

肝臓がん、糖尿病患者は働くのも大変。薬代の出費も大変です。


こんな意味でも肝臓がん糖尿病にはならないでビックリマーク

予備軍で薬をまだ必要としていない人、多少の薬を必要としている人、今よりももっと大変な状況がやってきてしまうからわんわん


家族、お友達女の子

周囲のサポートを得ることもとても大切ひらめき電球

周囲にいなければ理解してくれる人を探してーヒヨコ

肝臓がん(肝硬変)糖尿病アルコール依存症になり、今気をつけていること本


今日は肝性脳症と前ぶれ、予防について


<肝性脳症について>

肝硬変になることで起こりうる問題の一つがこの肝性脳症です。

肝性脳症の主な症状は意識障害で、アンモニア濃度が血液中で上がることが主な原因と考えられています。

アンモニアは通常、肝臓で解毒されるのですが肝硬変になった肝臓はその能力が乏しいため、アンモニアは無毒化されずに血液中に残ります。その血液は全身をめぐり、脳に到達し、アンモニア毒が脳にたまり肝性脳症を引き起こします本


<肝性脳症は恐ろしい病気>

肝臓がんによって併発する病気はたくさんあります。

初めて肝性脳症が発症し、その重大さと、この病気が極めて起こりやすいことに、この病気と向き合って初めて知りました。 肝性脳症という病名が私の脳に意識付けられたのも発症した後のことです。


まだ肝性脳症が発症したことのない肝硬変、肝臓がんの方は家の壁などの目に付きやすい所にでも「重大な注意事項 肝性脳症」として張り紙をして気にする環境を作るべきだと思いますビックリマーク

それぐらいこの肝性脳症は恐ろしい病気だからです。


<初めての肝性脳症>

異常の第一発見者は私でした男の子

朝起きると毎日打っているインスリンの注射をブツブツ小声でつぶやきながら、腕に当てているのです。

注射器には針がついていない。だけど、注射をしようとしている。

起きているのに、呼びかけても反応がない。

完全に異様な光景でしたガーン


すぐ病院病院に行き検査をした結果、

肝性脳症であることが分かり、その日に入院したのです。

その時の状態は進行がかなり進み、ひどい状態だったそうです。


私が恐いと思うのは、前日まで異常に気づかなかったことビックリマーク

今、思い返すと言葉のろれつが回っていなかったり、字が書けなくなっていたり(ゆらゆらした文字を書いたり、書くのに力が入らなかったり)、おかしな買い物衝動に駆られていたり、幾つかの違和感はありました。

ただ、入院するほどの重篤とまでは思わなかった。

「次の定期検査までもう少しだから、その時に一緒に聞けばいい」とタカをくくっていたのが大間違いでした。


<肝性脳症の前ぶれ>

これは人によって共通する部分もあれば異なる場合もある気がします。私の家族の場合は


・余計な買い物が多くなる

・就寝・起床時間が不規則になる

・字が上手に書けなくなる、字を思い出せない数が増える

・麺類・パン類を多く食べる

・習慣でない行動をとる

・気性が不安定

・話す内容・話し方が変、ろれつが回っていない


親は3回、肝性脳症で入院しています

上のような傾向が前ぶれとして見られることが多く、このような時は要注意

病院での血液検査を促すのはもちろん、生活習慣の改善を本人に気をつけてもらいます。


<肝性脳症の予防>

タンパク質の多い食事内容に気をつける→肝性脳症の原因とされるアンモニアはタンパク質の代謝で生じるからです。

毎日排便があること→毒素を輩出し、腸内の有害細菌を増やさないためです。


この二つは特に重要ひらめき電球

どちらか怠るだけでも、肝性脳症の危険度がグッと高まります


私たちが一食で食べるような平均量のご飯、パン、麺

ご飯はエネルギーが高いけどタンパク質は最も少なく、パンの一食分の方がタンパク質の量が高かったりします。 パンはエネルギーが一番低いけれど、最も高いタンパク質(ただし種類による)

麺類・パン類を多く食べていることが肝性脳症の前ぶれ...、納得ですヒヨコ

肝臓がん(肝硬変)糖尿病アルコール依存症になり、今気をつけていること本


・食事:バランスのとれた食事はもちろん、特にカロリー、タンパク質、塩分、炭水化物に注意している

・低(高)血糖

・肝性脳症


本人だけでなく私たち家族も要注意、日々観察を怠ることはありません目


今、血糖のバランスが崩れる時は低血糖になる傾向があります。

以前は高血糖になることも多かった。高血糖の時は大抵、心臓がバクバクして、それが私たちにとって高血糖のサイン。心臓がバクバクしたときは高血糖を疑います。


低血糖の予兆サインは、めまい・立ちくらみ(視界がぐるぐる回る)脱力

これが起きると低血糖を疑います。予兆が見られて血糖値を測るとやっぱり異常な値。


本人だけでなく家族もこのサインを知ることはとても重要ですひらめき電球


低血糖なとき、医者の指示による応急処置の処方はブドウ糖(糖)の摂取

今すぐにでも血糖値を上げたいのです。

ひどい低血糖では力が入らず意識がもうろうとしてしまうため、

早い対処が必要ビックリマーク


今までいくつかの糖を試しました。

固体のもの、液体のもの


固体の糖は血糖値が上がるのに多少時間がかかる気がします。

まれに、血糖値を上げたいのに、血糖値が余計に下がったこともありました。


液体の糖は種類によって上がりやすいもの上がりにくいものがありました。

今、低血糖になった時に愛用しているカルピス

原液を適量に薄めて使います。もちろん最初は目安が分からないので、適度に薄めて使っていました。

カルピスは不思議と血糖値が上がるのが早いです。


外出先ではジュースを入れたミニペットボトルを持ち歩くべき。

血糖異常は突然にもやってきます。

持ち歩いていないときは、即、自販機で購入。 自分で買うことができない場合は周囲の人にお願いしましょう。


血糖調整、身近で役に立つものがあればぜひ教えてくださいヒヨコ
(内容は個人の経験に基づくものです。この経験が当てはまらない方ももちろん多くいらっしゃると思います。参考の一つとしてお役に立てばと思います。)

私が大人になって、親が病気になってみて初めて過去を振り返ったとき、「あの時そういえばそうだったな」と気づきましたショック!

それは、今から25年ほど前。

親はまだ30歳前後


私が学校学校から帰宅して、仕事ビルから帰った親が作ってくれた早めの夕御飯ラーメンを食べて、私は塾に向かう走る人

それがあの頃の毎日の習慣でした。

私が塾から夜遅く星空に帰ってくると、いつも食卓脇に置いてある約2Lの焼酎お酒空になっていますえっ

そして親はゆすって起こしても起きないほど疲れ果てて床で寝ていましたカエル


今思うとそうですね。

朝から仕事をして、食事・洗濯・掃除などの家事をして、2Lの焼酎お酒を飲み干せばバタンカエルと寝ますよ。

私が幼すぎたのか、この状況が異常なんてその時思いませんでしたしょぼん


HPを見ているとこういうデータがありました。

アルコールだけを摂取したとき5合(約900ml)×365日×20年程度肝硬変になる

確かにこの計算はまんざらでもありませんので、参考になります!


小・中学生でこのブログを目にする人は少ないかもしれません。

けれど、もしこのブログを目にして目、親や家族がこんな状況だったら優しく接して、時間がかかってでも止めるお手伝いをしてあげてください。

これを続けると必ず将来病気になって死期を早めてしまうから。

高校・大学生の方ももちろん、この状況を目にしたら優しく止めるよう努めてください。


この頃だったか親は会社の健康診断を行ったとき、中性脂肪の数値が異様に高く、脂肪肝の危険を指摘されていたそうです。


アルコール性脂肪肝:肝臓で中性脂肪が合成され、体内に中性脂肪がたまる。脂肪肝により機能が低下した状態で更にアルコールを摂取した場合、肝機能が破壊され、アルコール性肝炎へと進行する。


恐らくこの時期、これがおよそ20年後、親を苦しめることになる病気の始まりですしょぼん


脂肪肝アルコール依存症アルコール性肝炎肝硬変肝臓がん糖尿病


私も親の遺伝を引き継いでいるのか、お酒お酒は大好きです。

今でも多少は飲みます。

でも私にとって、親を苦しめたお酒は敵メラメラ

適量を飲む分にはストレス発散にもなるし、とても良いと思います。

けれど、飲みすぎはぜ~ったいNGひらめき電球


お酒お酒が大好きな私、親の病気のおかげでお酒をセーブして今こうして健康でいられるのかもしれませんヒヨコ

現在の症状と基本情報


性別:女性

年齢:50代半ば

身長体重:160cm、58kg


症状:糖尿病、肝硬変

肝臓がんは治療し、現在がん細胞は認められない

アルコール依存症からは1~2年前より脱している様子

(2013/1/15現在)


身体の様子

体全体のむくみ

時折の体の痛み(特につま先から腰にかけた下半身)

静脈の蛇行、内出血のような青紫の跡が体全体に多数

お腹の膨らみ(腹水ではないとのこと)

口が渇く


感情の様子

平常心、イライラが数週間ごとに周期的に訪れる


かかった診療科

外科、内科、消化器内科、糖尿病科、精神科、整形外科、皮膚科、眼科、栄養管理


記入し忘れた情報は随時追加していきますヒヨコ


はじめまして

ふみ moonですニコニコ


やっとこのブログを立ち上げられました。

肝臓がん 糖尿病 アルコール依存症と向き合うブログ


私を健康な体で産んでくれた親はこれらの病気と日々向き合っています病院

そして家族もまた同じように向き合っています。

現在もリアルタイムで向き合っているこの病気について日々の症状、病気に対する思いなどについて綴っていこうと思いますメモ


世の中にはたくさんの人が今も病気と向き合っています。

親が病気になったとき、親自身とても辛い思いをしましたしょぼん

家族も辛い思いをしました。

その辛さや悲しさをもう誰ひとりとして出したくない。 それには情報の共有が大切。

その強い思いがこのブログをつづる原動力になっています走る人

私が情報を共有できる病気は肝臓がん糖尿病アルコール依存症の3つだけですが、それでもこの思いや情報が多くの方と共有されますようにひらめき電球


この3つの病気は思っている以上にとても重大な病気です。

病気になっていない人は知識を得て気をつけてもらい、予備軍の人はこの病気を未然に防ぐように、既に患者の方はこのブログが何かのお役に立ったり励みになることを心から望みますわんわん


私は横浜セラピスト活動をしています。

この業界に転職したのはこの親の病気がきっかけです。

セラピストの観点からもこれらの病気に対する考えをお伝えしていきますねヒヨコ