私はいつも、マリア・デュヴァルさんから“エゴ”について色々と聞いています。
“エゴ”という単語には、単純だけれど、深い意味があると思います。
誰にでも、ある程度のエゴがあります。
人間と人間以外の生き物との大きな違いの一つです。
エゴがなければ、社会において人間らしさも感情も存在しないでしょう。
私も実は利己的な人間です。
私のことを気にかけ、私は特別な存在だと思わせてくれる人が好きなのです。
我が強い人といえば、C・ロナウドというサッカー選手が良い例です。
極めて自尊心が高い人の典型です。
多くの有名なスポーツマンやアーティストも同様です。
自分が2人いるみたいな感じです。
一方は、自己中心的で、アレが欲しい、コレが必要だと思っている自我です。
もう一方は、神とつながりたいと願い、神は全能だと思っている、内なる自分です。
そのくせ、私は、自我の何たるかを完全に理解しているわけではありません。
個人的には、エゴは、必ずしも悪いものだとは思いません。
ただ、何でもそうですが、エゴと他のバランスが取れているべきだと思います。
私たち人間は、自我を中心にしてしまうと、バランスを崩します。