困難に直面することは多々ありますが、つらい目に遭っている時でも、必ず、すがりつける希望が存在します。
希望は、波立つ海に浮かぶ救命具のようなものです。
希望を見出すと、今の苦しみを乗り越えられれば、目の前には明るい未来が開けているだろうと思えます。
でも多くの人は、どうすることもできないと感じ、生きる望みを完全に諦めています。
以下に、2つのシナリオを紹介します。
マリア・デュヴァルさんが皆さんに良く考えてみてほしいそうです。
1つ目。
私たちは暗闇の中で希望を失い、はるか遠くの小さな光に気付くことができないでいます。
2つ目。
私たちは、その小さな光に生き残る望みを賭け、暗闇のことなど忘れています。
こんな場合、皆さんならどうしますか?過去や現在は、あまり満足のいくものでなかったかもしれません。
それでも、今のひどい状況が永遠に続くわけではありません。
何か手を打って、人生を確かなものにすれば、状況は変わるのだということを、声を大にして言いたいと思います。
過去に考えたことや感じたことは、現在の私たちに大きく影響しています。
そして、今考えていることや感じていることから、未来の私たちが生まれます。
2つ目のシナリオを選び、希望を忘れずに生きる人は、さらに素晴らしい未来を手にするはずです。
小さな光を胸に抱き、小さな光に感謝すればするほど、その光は大きく、明るくなります。
最も悲惨な状況にあっても、自分の過去に目を向けて、良いことを思い出しましょう。
今自分の身に起きている良いことを考えてみてください。
大したことに思えなくても構いません。
世界中が敵のように思えることもあるでしょう。
私自身、何度もそう感じています。私はいつも、世界が永久に自分の敵なわけではないと信じるようにしています。
いつの日か私の中の光は、世界のどんなものよりも強く、大きくなると言い聞かせているのです。
ささやかな幸せに目を向けるということは、小さな光に集中しているということです。
ささやかな幸せに感謝すればするほど、光は大きくなり、未来は明るいものになります。
小さな光で、暗闇を隅々まで照らしましょう。
すべての絶望を、希望の光で覆い尽くすのです。
小さな光を見逃すと、暗闇の中で迷うことになります。
これは誰にでも当てはまります。
どんなに小さな光でも、私たちが信じる限り、全世界よりも力強い光なのです。
世界を変えたければ、まず自分自身が変わらなければなりません。
自分の中に小さな光があると信じてください。
すべてはそこから始まります。